NEWS RELEASE:JR&私鉄    3
No.5833 (Re:5826) 【JR東海】平成24年3月期 決算短信(8/10)
ほりうち(ccbu8181) 2012-04-27 14:39:45
(2)財政状態に関する分析
 当期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末と比べ308億円減の846億円となりました。また、長期債務については、1,785億円縮減し、当期末の残高は2兆8,667億円となりました。

(1)営業活動によるキャッシュ・フロー
 東日本大震災の影響が残る中、東海道新幹線の運輸収入は増加したものの、法人税等の支払額が増加したことなどから、営業活動の結果得られた資金は前期比742億円減の4,476億円となりました。

(2)投資活動によるキャッシュ・フロー
 設備投資に伴う固定資産の取得にかかる支出は増加したものの、資金運用に伴う受入れが増加したことなどから、投資活動の結果支出した資金は前期比502億円減の2,699億円となりました。

(3) 財務活動によるキャッシュ・フロー
 長期債務の返済による支出は減少したものの、調達額が減少したことなどから、財務活動の結果支出した資金は前期比426億円増の2,085億円となりました。


(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
 当社は、社会的使命の強い鉄道事業を経営の柱としていることから、長期にわたる安定的な経営基盤の確保・強化に取り組むとともに、長期債務の縮減に努め、財務体質の強化を図ることとし、配当についても安定配当の継続を基本方針としています。
 この方針に基づき、当期の期末配当については、東日本大震災の影響があったものの、第2四半期以降、輸送量が順調に回復したことなどを勘案し、本年1月に公表した配当予想1株当たり4,500円を500円増額し、5,000円とさせていただく予定です。
 また、次期の配当については、上記の基本方針に則って実施していく予定です。
 配当支払いについては、従来どおり毎年3月31日及び9月30日を基準日とする年2回の配当を継続することとし、特段の変更は予定しておりません。
 なお、保有している自己株式のうち9万株を消却することについて、本年4月26日の取締役会において決議しており、同年5月7日に実施の予定です。
 (注)自己株式の消却の概要等については、「3.連結財務諸表(7)連結財務諸表に関する注記事項」に記載しています。