ほりうち(ccbu8181) 2007-10-28 16:38:42 |
<別紙3>
名称検討委員会委員コメント (五十音順) ■青山 やすし※1 氏 新タワー名称検討委員会座長 明治大学公共政策大学院 教授、元東京都副知事 新タワーは、江戸・東京そして日本の文化・文明を世界に発信するタワーとなります。日本は災害が多いからこそ、免震構造など防災技術が発達しました。地域コミュニティの市民防災力も強い国です。エネルギー資源は乏しいですが、そのためもあって世界に冠たる省エネ技術をもっています。これらは21 世紀の地球にとって大切な技術です。新タワーにそれが集約されます。日本のよさをアピールする、夢と希望にあふれた名称を期待します。 ■阿木 燿子 氏 作詞家 世界最高の新タワーの名前を考えるなんて、なんとわくわくすることでしょう。自分が命名したタワーが、光の中に高く燦然と輝くさまを見るのは、誇らしいことに違いありません。もし選ばれなくても、たくさん人の思いが集まって一つに結晶したのですから、それはそれで大きな感動があると思います。言葉を紡ぐ仕事をする者として、そこに関わらせていただくことをとても名誉に感じています。 ■飯島 一暢 氏 株式会社フジテレビジョン 常務取締役 放送事業者が待ち望んだ世界最大級のタワー建設が始まろうとしています。完成の暁には600mの高さから関東広域圏を隈なくカバーする電波が発射され、災害時にも有効な伝達手段として期待されています。首都東京のシンボル、そして墨田区民の皆様の誇りと憩いの場となるこの歴史的事業に参加させていただくことは、我々放送事業者にとっても大きな喜びです。 ■飯田 朝子 氏 中央大学准教授、言語学者 言語学では、人や物に名前を付けることを命名行為と言います。命名行為では、名前に個性を求めるだけでなく、音の響きの良さ、意味の良さ、親しみ易さ、表記の分かり易さといった点も考慮に入れると良いと言われます。生まれる子供の未来に願いを込めて素敵な名前を考えるのと同じ気持ちで、新しいタワーのネーミングをご提案下さい。生まれ来るタワーの、あなたが名付け親。あなたの授けた名前と共にこのタワーは育って行くのです。 ■五十嵐 意承 氏 浅草寺執事長 新タワーが建つ地域は、長い歴史と文化を持っています。新タワーの誕生は、浅草など周辺の地域とお互いに交流し、街を盛んにしながら、歴史を踏まえて、21 世紀の新しい伝統を創り出して行く良いきっかけになるでしょう。下町が自慢できる新しい施設が生まれることを喜びたいと思います。そんなタワーにふさわしい名前を、どうぞみなさんで考えてください。 ■澄川 喜一 氏 彫刻家、元東京芸術大学学長 新タワーデザイン監修者 横浜市芸術文化振興財団理事長 島根県芸術文化センター・センター長、日本芸術院会員 世界に誇れる日本の古代建築五重塔の優れた造形美と地震や風に強い構造を近代的に伝承する新タワーは、江戸文化の発祥の地「業平橋」に建立されます。新タワーの名称は、日本の最先端技術と日本人の知恵の結晶を世界に強く打ち出せるものがふさわしいと思います。 ■竹内 誠 氏 東京都江戸東京博物館館長 現在の東京タワーは山の手のシンボル。これに対して、この墨田に建つ新タワーは下町のシンボルタワーといってよいでしょう。このあたりは、もっとも色濃く江戸の心意気と美意識を今に伝える地域であり、ここに生まれ育った葛飾北斎の作品は、国内のみならず世界へと、江戸以来情報を発信し続けています。新タワーが、江戸の文化的伝統と最先端の技術的創造をいかにコラボレイトし、人びとに愛され親しまれるタワーになるか、期待して止みません。 ■戸恒 浩人 氏 新タワー照明デザイナー シリウスライティングオフィス代表 現在私が取り組んでいる新タワーの照明デザインでは、過去の東京の街を築き上げてくれた先代から、今を生きる私たち、そして未来の東京を生きる新世代に共通する光の感性を大切にしています。新名称には、そうした時代の壁を越えた全ての東京人の心に響くような、分かりやすくて美しい言葉を用意してあげたいですね。聞いて嬉しくなるような素敵な提案を楽しみにしています。 ■中野 恒明 氏 新タワー候補地に関する有識者検討委員会委員兼幹事長 芝浦工業大学システム工学部環境システム学科 教授 2005年度の在京TV6社の新タワー最終候補地選定の有識者検討委員会に名を連ね、現在は墨田区景観計画策定検討委員会の委員長をつとめています。新タワーに関しては「都市文化の創成拠点」とその周辺整備、下町ならではの伝統文化・街並み、そして魅力ある界隈を結ぶ有機的ネットワークの形成等、大いに期待しています。また地元そして広く東京の新たなシンボルにふさわしい、永く親しまれる「ネーミング」を模索して行きたいと思います。 ■山崎※2 昇 氏 墨田区長 新タワーは日本の新しい名所になるわけですから、都民、国民のできるだけ多くの方々に、その名称づくりに参加いただく機会をつくることは、極めて大事だと思います。外国の方へのアピールも含めて、名称はたいへん大きなキーポイントですから、さまざまな可能性を検討する必要があるでしょう。 以上 ※1:「やすし」は、「にんべん」に、旁(つくり)は「八」の下に「月」 ※2:「崎」の旁は、正しくは上部が「立」 ※入力者注:各氏顔写真は省略させていただきました |
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