ほりうち(ccbu8181) 2010-05-19 09:31:45 |
b.「ひかり」の停車増による到達時分の短縮 ※添付画像参照 注)平成22年3月改正ダイヤにおける「ひかり」「こだま」の最速列車(東京駅発下り)の比較。 2) 新駅設置の余地が高まる ・現在の高密度で直行列車中心のダイヤの中では、新駅の設置は極めて困難であるが、リニア中央新幹線開業後は、東海道新幹線のダイヤの過密度が緩和されるため、現在、応えられない請願駅設置要望など、新駅設置の余地が高まる。 3) 運休等によるダメージが少ない大規模改修工事を実施する余地が広がる ・平成30年度以降に実施する計画である大規模改修工事については、中央新幹線によるバイパス機能が近未来に開通することを前提とするのであれば、例えば鋼橋について、全体的な取り替えではなく中心部材の取り替えで対応するなど、東海道新幹線自体の運休や徐行によるダメージを軽減もしくは回避する工法を採用する余地が広がることとなる。 3)最先端技術の実用化による製造業の活性化への貢献 ・超電導リニアは、超電導技術、磁気シールド技術、高速鉄道車両技術、運転制御技術、電力変換技術、高精度土木技術など、従来型の鉄道にはない最新技術で構成された日本独自のシステムである。しかも、この超電導リニアを、新たに日本の大動脈輸送を担うこととなる大規模なインフラにおいて実現することは、世界の注目を集めることとなる。 ・このシステムを構成する広範な技術や装置について、その実現の過程で行う更なる技術開発と量産化による低廉化などを通じて鉄道のみならず関連分野への展開と応用が期待できる。さらには、関連技術を組み込んだ製品の一般への普及による生活向上につなげていくプロセスの中で、製造業の国際競争力強化等の波及効果が期待できる。 - 5 - |
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