ほりうち(ccbu8181) 2010-05-19 09:28:32 |
を超える大地震が起きれば長期不通となり、東京〜大阪間の大動脈輸送が断絶する可能性は否定できない。このため、現有設備の強化だけではなく、中央新幹線を開通させて日本の大動脈輸送を二重系化することこそが、抜本的な備えと言える。 ・ここ数年、インドネシア・スマトラ島沖(平成19年9月及び21年9月)、中国・四川(20年5月)、ハイチ(22年1月)、チリ(同2月)とまさに想像を超えた大災害が相次いで発生している。日本でも、昨年8月の駿河湾の地震による東名高速道路の短期間の不通ですら経済・社会生活に大きなダメージを与えたことからしても、長期間にわたり東海道新幹線の機能を途絶させない抜本的な対策の実現を急がなければならない。 2.超電導リニアの実現は、日本の経済社会全体に大きな波及効果。 超電導リニアの高速特性を発揮させるべく3大都市圏を直線的に結び都市間の到達時間短縮効果を最大とすることにより、日本の経済及び社会活動が大いに活性化することはもとより、東海道新幹線の活用可能性が広がるほか、超電導リニアという最先端技術がインフラの基幹技術として実用化されることにより製造業の活性化への貢献等の効果などが期待できる。 1)超電導リニアにより3大都市圏を直線的に結び、都市間の到達時間短縮効果を最大とすることにより、経済及び社会活動が大いに活性化。 ・超電導リニアは強い登坂能力を持ち、在来型新幹線では不可能な40‰の勾配を時速500kmで走行できるため、直線に近い最短ルートである南アルプスルートを設定できる。これによってこそ、その超高速特性を最大限に生かすことができ、都市間の到達時間短縮効果が最大となる。 ・この超電導リニア、最短ルートでの中央新幹線実現により、東京と名古屋を最速40分、東京と大阪を最速67分で結ぶことを想定している。これは時間的には日本の三大都市圏があたかも一つの巨大都市圏を形成する効果を生むものであり、三大都市圏の融合が飛躍的に進み巨大都市圏で活動する人々の交流が拡大する中で、それぞれの都市圏の経済・文化活動が大いに活性化すると期待される。 ・また、南アルプスルートでの中央新幹線実現には、次の各面で大きなメリットと可能性がある。 - 3 - |
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