ほりうち(ccbu8181) 2009-03-28 00:39:53 |
JR東海 ニュースリリース
┃2009.03.27 ┃山梨リニア実験線 試験車両の改良について 超電導磁気浮上式鉄道の開発は、平成17年3月に国土交通省の実用技術評価委員会から、「実用化の基盤技術が確立した」との評価を受け、現在、更なる長期耐久性の検証や設備更新・延伸工事の設備仕様策定に向けた走行試験や技術開発を進めています。また、昨年5月には、実験線の延伸区間において、本格的なトンネル工事に着手しています。 山梨リニア実験線では、平成14年に製作した試験車両にて営業線用車両へ発展させるための走行試験を行ってきましたが、今般、これまで取得した各種データを元に、更なる車内空間の確保や居住性の向上を目指した試験車両の改良が完了しました。改良した試験車両による試験走行を4月から開始いたしますので、お知らせします。 1.試験車両改良の概要 平成14年に製作した試験車両の2両について、走行性能は同等としつつ、先頭部の長さを短縮することによる車内空間の確保や車体断面の角型化による居住性の向上を目指して、車両形状を改良しました。 (1) 先頭車両(MLX−01−901A) 先頭部の長さを短縮するとともに、車体上部の両側を従来の円形から角形にしています。(図−1、2) (2) 中間車両(MLX−01−22A) 車体上部の両側を従来の円形から角形にしています。 以上の改良を行うことにより、より営業線に近い仕様の車両として試験走行を行います。 2.本年の試験走行開始日 平成21年4月3日(金)より試験走行を開始します。 |
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