【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.77 【九州】スタンプラリーの旅:18きっぷ編
デモノバ(dxea4312) 2007-04-13 07:45:09
こんにちは。

先週末は航空会社のバーゲン運賃が設定され、かつ、18きっぷが使えるということで、色々と考えた結果、JR九州の20周年スタンプラリーをすることにした。
コースは、大分から豊肥本線であそ1962に乗って、この列車と阿蘇のスタンプをゲットして熊本泊。翌日は福岡空港から帰るとして、三角から始めて周辺のスタンプを集めようというものです。行きはJALの大分行き、帰りの福岡発はANAにした。

8日は常磐線の始発列車のグリーン車でスタート。ほとんど寝てるつもりなので階下席へ。乗客数名で上野に到着。品川での京急への乗り換えは、18きっぷ使ってると結局窓口で乗車券買うのが一番面倒がないようだ。
JL1783は羽田空港の滑走路混雑で20分ほど遅れる。そういえば、正式加盟したのでアナウンスで「ワンワールドメンバー日本航空をご利用くださいまして…」って言うようになってた。あと、航空券に"EMERALD"の印字が入っているのはワンワールドでのステータスか。
遅れて大分空港に到着。ホバークラフトは乗ったことがあるので、空港のためだけにあるような有料道路を通ってバスで大分駅に向かう。バスの券売機でEdyが使える。途中には駅に近いバス停もあったようだけど、途中で降りてもあんまり運賃はかわらないんだよねぇ。

大分駅でスタンプ帳をゲット。駅構内の食堂にとり天定食があったので昼食にする。時間があるので1本前の列車で乗り継ぎの豊後竹田に向かう。豊肥本線の列車は2両編成。前の車両の乗り口で待っていたら、やってきたのはロングシート車。あわてて後ろの車両に並びなおしたけど、ボックスシートになってしまう転換クロスシートの席になる。しかし、3扉のドア間で片面はロングシートだし、もう1つのドア間にはでっかいトイレがあって座席が少ない。両運転台2両のこの編成は、どうやらハズレだったようで、途中すれ違った編成はほとんど片運転台2両転換クロスシートだった。

豊後竹田での乗り継ぎ時間は1時間。城跡まで行くのは無理のようなので、駅のまわりを散策する。宮地行きはさっきからよく走っていた片運転台の2両編成。そういえば、豊肥本線をこちら側から乗るのは初めてかもしれない。列車は次第に標高を上げ、九州で一番高い駅と書かれた波野駅を発車した後、長いトンネルを抜けると外輪山の内側の中腹に出現する。その後はしばらくトンネルが続き高度を下げてしまうが、この一瞬のインパクトはかなりのものであった。外輪山を下りきると宮地駅に到着。ここからあそ1962に乗り換える。
あそ1962が入線すると早速スタンプには列が出来ていた。私も最初のスタンプをゲット。カウンターの下には自転車の前輪を置けるようになっているが、自転車を積む人はいないようだ。阿蘇駅で10分停車。ここでもスタンプに列が出来る。そういえば、豊後竹田にもあったけど、九州では国鉄時代に全国で整備した駅のスタンプが残っている。
あそ1962は昭和時代の雰囲気というけど、それならオリジナルのキハ58のままで…、と思わなくもない。立野のスイッチバックを通過した後、電化区間に入ると定期列車との交換待ちが多くなる。宿の関係で新水前寺で降りたのは、指定券を回収されそうになって失敗だったか。

この日のスタンプ:あそ1962、阿蘇。あと18個。