【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.633 【肥薩線】矢岳越え(1)
パシフィック(xndp5699) 2007-10-17 17:58:02
みなさん、こんばんは。
鹿児島への出張があり、日曜日に入りさえすればよかったんですが、朝早く出かけて観光列車に乗ってきました。

空港からどうやって肥薩線に繋ぐのか?まずパソコンで検索したのは空港からのバス。かつて肥薩オレンジ鉄道と九州新幹線に乗った時も空港から川内へ移動し、熊本まで肥薩オレンジ鉄道+つばめリレーで北上し、熊本から鹿児島中央へつばめリレー+つばめで乗ってます。そのときの経験から空港からどこかまで行ってJRにたどり着く、ということで調べてみると、まずは人吉行きの高速バス。宮崎行きも吉松で降りられるけど、多分高速のバスストップ。南の国分、隼人方面では、「しんぺい2号」に間に合わない。

そんな中、温泉バスというのを見つけた。空港の東を流れる天降川沿いの妙見温泉へ向かうバス。温泉入浴券1枚付きで乗り降り自由な路線に、嘉例川駅を経由している。これがなんと空港を10:15発で、9:50着予定の飛行機とはどんぴしゃな発時刻。
とりあえずこれが第一候補。もし遅れた場合は、11:00の人吉行き高速バスに乗れば12:00頃着で、お昼ごはんタイムが1時間あり、13:02の下り「いさぶろう3号」に乗り継げる。嘉例川経由なら、上りの「しんぺい2号」で行って、「いさぶろう3号」で折り返すことになる。

14日の日曜日は、まだ鉄道の日記念の乗り放題切符が有効で、この普通列車も混むのかもしれないと、とりあえず前日(遅すぎ!)、会議資料作りに休日出勤の途中で、みどりの窓口に行ってみた。すると、「いさぶろう3号」の方は窓側が取れたが、その後乗り継ごうとしている鹿児島中央行きの「はやとの風3号」が通路側1席のみ。うーむ、乗り継ぎ時間は20分近くあり、自由席が1両あるのでそれにするかと、通路側は取らずにいた。

会議の資料を作り終わって、職場の時刻表を見てみると、しんぺい、いさぶろう号は自由席は7席しかないと書いてあり、嘉例川経由のバスに間に合った場合、嘉例川からの普通列車から「しんぺい2号」への吉松での接続はたったの3分。はやとの風2号が先に到着しており、自由席に空席の可能性はほとんどなさそうだ。
帰りにもう一度みどりの窓口によって、「しんぺい2号」の指定を聞いてみると、こちらは通路側しかない。帰りは窓側だし、いろいろ降りるにしても行きに楽しんだほうがいい。ちょうどお弁当タイムにあたるし、とりあえず指定席だけ確保しておく。

さて、準備はここまで。旅行記の古いのをひっぱりだして、当時の状況をつかんでおく。ここは2度越えており、1度目は北から。1990年の九州旅行で。2度目は2001年。すでに完乗モードに入っており、残っていたくまがわ鉄道を乗るため、南から。このときはすでにいさぶろう・しんぺいの名称が付いた列車だった。ステンレスボディのキハ31。転換クロスシートを向かい合わせにし、両方の座席に板を渡し、ござの上に座って展望を楽しめた。
嘉例川では金土日に弁当を売っているようだし、だめなら立ち売りもしている吉松で入手できる。いさぶろう・しんぺい号の車内では、ミニバーもあるし、グッズも売られているようだ。楽しみになってきた(笑)。