【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.1578 【お座敷列車】「びゅう」のツアーで桃狩りへ
川上 直之(abmu6289) 2008-07-26 03:56:45
みなさまこんにちは。

先日「びゅう」の日帰りツアーで『お座敷もも狩りエクスプレス』に乗車しました。

実は昨年も(列車は大宮発着でしたが)同様のツアーの申し込みをしたのですが、台風で運休となってしまい催行中止になっていたので1年ぶりのリベンジです。しかも普段優等列車が走らない南武線から乗車できるし南武線←→中央本線の転線はどうするのか…という疑問など、何重にも楽しめるツアーになりました。

小田急から乗換えたので登戸から乗車したのですが、ホームの発車案内は発車時刻も表示せずに太字の「 JR 」のロゴのみ。確か貨物列車もこの表示では…と訝しんでいたのですが、列車は無事にやって来ました。車輌は「せせらぎ」で4両編成ですが号車番号は5〜8号車でした。これは「やまなみ」と併結するためなのでしょうか??車内はツアー客が多かったものの、それ以外の観光客のグループもいまして、もちろん同業者の方(笑)や一般客と見受けられる方もいらっしゃいましたが、かなり賑やかでしたので、純粋に鉄分のみで乗られた方はちょっと居心地が悪そうな感じでした。

肝心の南武線内から中央線への転線ですが、立川の構内で渡り線をゴトゴトと渡り、南武線と中央線の間のホームの無い線で運転停車しました。下り列車のみ立川が通過扱いになっていたのはこの為でした。こんな経験はめったに出来ませんね。立川では3分ほど停車し「ホリデー快速ビューやまなし」を退避してから発車をしたのですが、途中ウトウトしている間に抜き返して、下車した山梨市にはこちらの方が先着していました。帰宅してからダイヤ情報誌を調べたら、鳥沢で追い越していたようですが、貴重なシーンを見逃してしまいました(^^;

山梨市からは観光バス2台に分乗して「桃狩り〜石和温泉のホテルで食事&温泉〜ワインセラー」と巡ったのですが、ツアーのメインである最初の桃狩りが豪華で果樹園でお土産用に3つ狩ったあと試食用の桃がなんとお代わり自由の食べ放題!!で、高級品種の食べ比べも出来ました。隣のテーブルには別の格安バスツアーの試食がセッティングされていたですが、そちらは個数が少なく制限されていたようなので、大いにトクした気分になりました。ツアーの価格差ってこういう所に出るもんなんですねぇ(^^)

復路は石和温泉から乗車したのですが、遊びつかれとワインセラーの試飲でイイ気分になりすぎまして、乗車して程なく寝てしまいましたが、立川近辺だけはシャッキリ目が冴えていたのはテツの悲しい性でしょうか(^^;、立川では中央線上りホームの4番線に停車、客扱をし、下り列車の到着を待って発車、中央本線の下り本線を横断して南武線に転線しました。西府駅の建設状況や南多摩付近の仮線や連続立体の状況を楽しんでいるうちにあっという間に中野島を通過してまして、降りるのに手間がかかることを思い出し、慌てて降りる準備をしたらもう登戸に着いていました。小田急に乗り換えれば自宅はもうすぐそこなので、この気楽さは何物にも変え難いですね。

往復とも南武線内で感じたのは「客もJRも慣れていないなぁ…」という事で、たまたまホームに居合わせたお客さんは目を剥いて驚いているし、上りの登戸では「団体専用列車が発車します」なんてアナウンスをしてて思わずズッコケそうになりましたが、9月には同様の「お座敷ぶどう狩りエクスプレス」が運転されることですし、回数を重ねて定着してほしいなと思いました。


川上 直之
撮影日: 2008年07月21日
撮影場所: 南武線登戸駅
キャプション: 発車案内は時刻すら表示されませんでした…
画像サイズ: 300×400(原寸表示)
撮影日: 2008年07月21日
撮影場所: 中央本線山梨市駅
キャプション: 「お座敷もも狩りクスプレス」カーブで停車したお座敷車輌から下車するのは意外と大変でした(苦笑)
画像サイズ: 300×400(原寸表示)