【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.156 (Re:9) 【春18きっぷ】海野宿にて考える
石田 敏弘(dnmp2980) 2007-04-24 04:04:05
こんにちは、石田 敏弘です。

東御市には第1級の観光資源があります。それは北国街道の海野宿です。古くからの町並みが今に残っています。オラホビールの方の好意でそちらに立ち寄らせていただきました。

もともと待ち歩きは好きですし、建築にも興味があるので、あちこちにあるこの種の町並み保存の地域には立ち寄っています。そして町歩きを楽しんでいます。今回の海野宿は、ざっと見た限りですが、同じ長野県にある中仙道の妻籠宿馬篭宿と同様かそれ以上の価値があると思います。古い旅籠を改装して土産物屋や信州蕎麦の店に改装して使われているのは定番ですし、それは良いのですが、最大の欠点は、この古くからの宿場にクルマが乗り入れていることです。周辺道路の整備が過渡期で、地元の方が抜け道に使っているようです。観光客が古い町並み見ながら歩く、その雰囲気をクルマが台無しにしています。

「これでは駄目ですよ」。観光関係各所に発言力があるオラホビールの方に率直に申し上げました。もちろん同じ感想を持っているようです。最寄の田中駅〜海野宿〜オラホビール、の観光循環バスを走らせればお客が付くのでは?、小諸城址懐古園、そして長野新幹線の駅がある上田と、JR東日本さんと絡めれば面白い企画になるのでは・・・?。こちらは酔った勢い、あちらは熱い方で、夢物語は膨らむばかりです。

石田 敏弘(VZG05000@nifty.com)
撮影日:
撮影場所: 北国街道海野宿
キャプション: 町並みにクルマが乗り入れている
画像サイズ: 600×400(原寸表示)