ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-06-28 16:06:37 |
ゆきむらさん、こんにちは。
> 宮脇俊三さんの「最長片道切符の旅取材ノート」が発刊され、30年前の「最長片道切符の旅」が再度脚光を浴びていることに反応したキャプションのようですね。 そのようですね。 冒頭の章「“老体実験”開始までの長かった助走」でも、宮脇氏の件を意識していることを書かれています。ただし、宮脇氏は51〜52歳でこの旅をしたそうですが、原口氏は65歳を予定してものの、体調と仕事の両面の理由で66歳に実行することになったとのことです。 また、宮脇氏のときは広尾駅〜枕崎駅の13,319.4km有効期間68日だったのが、原口氏は稚内〜肥前山口の11,195.7km有効期間57日と、短くなったと書かれています。仁堀航路がなくなったので、四国に入れなくなったのが特に大きいですよね。もう一つ異なるのが、ジパング倶楽部で購入されている点。宮脇氏は実施時の年令がジパング倶楽部対象になられていませんでしたが、それ以上に、当時、ジパング倶楽部がなかったですよね。 ちなみに、巻頭にカラー刷りで使用された切符の使用前と使用後が載っています。本券の他に「別紙」が1〜4の計5枚からなる片道切符です。すごいですねぇ(^^; それも、使用後には、いっぱい途中下車印が押されています。発行は南船橋駅で、平成17年8月17日。乗車は、同8月23日からの43日間だったそうです。 その43日目の最後の写真にゴールするところの写真がありますが、そこにこんなことが書かれています。 「稚内駅を発つ時、今年に入って5、6人は旅立ったと聞いたが、ここ肥前山口駅では首を傾げていた。どうやら途中でほとんど断念してしまったものらしい。」 たしかに、一ヶ月半もの期間を自由に使える身で、さらにその間の体力が大丈夫という方は、とても限られるでしょうねぇ。 伊藤 博康 |
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