【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.1446 【JR西】特急乗り継ぎのミニ旅?
柾岡 淳夫(dtft2462) 2008-05-18 00:04:20
みなさん、こんにちは。

先日無性にJRの特急に乗りたくなりました。昼過ぎでしたから大掛かりな行程も組めず、考えたのが宝塚→福知山→京都→大阪という1周ルートです。

宝塚発というのは、我が家からだとアクセスに都合がよかったからで、大阪着なのは単に所用があったからなんですが…

まず第一ランナーは「北近畿13号」。乗り込む前に駅構内のコンビニ「ハートイン」で飲み物を買っておいたのですけれど、この列車には車内販売が乗っていまして「しまった!」という感じでした。最近は「スーパーはくと」にも車内販売が乗らなくなったりしていますので、一種「虚」を突かれた感じです。

車内では和田山まで行くらしい4人グループの話し声だけが響いていました。でも2人掛けのシートにはどこにも1人座っている状態だったんですけれど。

で、この列車喫煙できる車両がないんですね。だんだん喫煙者の肩身も狭くなってきました。

丹波大山〜下滝間の渓谷を眺め、柏原からの盆地を快走して福知山に到着。考えたら高架にあがってからは初めてでした。以前は駅弁の「たで川」がそば屋を兼ねて店を出していたのですけれど、高架化されて撤退してしまったんですね。もっとも「たで川」さんは豊岡・城崎温泉で営業はされていますけれど。

福知山からは第二ランナー「きのさき10号」に乗車しました。この列車は綾部で「まいづる10号」と併結運転され、堂々の7両編成です。走る路線は山陰本線なんですが、なにしろいまだ単線なので駅通過時にはポイント通過の速度制限で減速を余儀なくされて「快走」とまで行かないのが残念です。北近畿もきのさきも485系から改造された183系(要するに交流関係の電気機器を撤去したもの)ですが、先の北近畿と決定的に違うのは車内販売が乗っていなかったことです。「車内販売の営業はございません」の車内放送にがっくりでした。

綾部を出て、胡麻・園部・亀岡と停車し保津峡はあっという間に通り過ぎて京都市内に入ります。二条に停車するとまもなく京都に着きました。

京都からは新快速…ではなくちゃんと第三ランナーです。しなの16号には間に合わず、サンダーバードになりました。その後のひだにも惹かれましたが、所用にはちょっと遅れてしまいそうな感じでしたので先にやってきたサンダーバードに乗りました。号数は…記憶してないなぁ(^^;

新快速は早いのですが、まず座れますし、いまだ喫煙可能な車両があって喫煙者には料金を払うだけの価値のある列車だと私は思っています。ただ、京都駅では大阪行きの特急の発車案内がないんですね。案内がないばかりかホームに時刻表すらありません。さすがにそんな使い方をする方はかなりの少数派なんでしょう。でも乗車位置の案内だけはしっかりとありました。

このエリアはB料金エリアなので思ったほど特急料金も掛かりませんでした…とはいえ3本使いましたのでそれなりの出費にはなりましたけれど。乗車券は通しで買いました。しかも着駅は尼崎にしましたので、宝塚→尼崎という乗車券で途中下車したわけですけれど、見た目に惑わされた係員の方はいらっしゃいませんでしたね。さすがです。

大阪駅に着いてミニトリップも終わり。無事予定通り所用に向かったのでした。

    柾岡 淳夫

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