【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.1139 (Re:1047) 【フルムーン北海道】トワイライトExpで帰途へ
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-02-28 00:21:09
フルムーン風グリーンパスの旅行は、北斗星、釧路、札幌と3泊を過ごし、4日目の朝はJRタワーホテル日航札幌でゆっくりと過ごします。
チェックアウト時間は11時なので、それまでに貯まったメールや鉄道フォーラムの未読処理をしていくのですが、流石に時間は足りません。札幌に来てパソコンにかじりついているだけではもったいないだろうと、思いっきり未読を抱えて10時頃にチェックアウトです。

屋外はいきなり視界が遮られるほどの豪雪となったり晴れ間が見えたりと、朝から北国らしい天候になっています。今日乗車するのは、トワイライトエクスプレスですから、発車時刻の14時05分まで少し余裕があります。歩いて札幌市電を写しに行くと、幸いなことに雪は小降りになりました。もっとも、思いっきり新雪が積もってくれないと、期待のササラ電車は動かないでしょう・・・ いま札幌市電で試運転中の蓄電池車を見たかったのですが、電車事業所まで行くと妻と約束した昼食時間までに戻って来れそうにありません。
というわけで、すすきの近辺で手軽に写して札幌駅に戻りました。

昨夜は、札幌駅前の札幌ら〜めん共和国で、白樺山荘の味噌ラーメンと、初代のしょうゆラーメンをハシゴしたので、今日の昼は札幌駅内のステラプレイスにある回転寿司根室 花まるで寿司を食べようとしたのですが、予想外に混雑していて並んで店内まで入ったものの時間切れ・・・泣く泣く近くの食品売り場で昼食と夕食を調達してトワイライトエクスプレスに乗り込みました。

トワイライトエクスプレスでフルムーン夫婦グリーンパスが使えるのは、開放B寝台だけです。それでは味気ないからと、長旅にもなるので、奮発して個室ツインを予約してきています。もっとも、8年前にトワイライトエクスプレスに乗ったときは1号車1番だったので、その時と比べると随分と格が下がりましたが・・・(^^;
乗り込んでみての感想は、「北斗星」に比べてどこをみてもワンランク上ということ。ツインはお金を出しただけのことはあって、「北斗星」のデュエットに比べて余裕があります。これで、明日までゆったりと汽車旅を楽しむことができます。

苫小牧を過ぎたあたりで、食堂車「ダイナープレヤデス」から喫茶タイムの案内があったので、早速出かけます。実は、前回乗車したときは乗車してすぐから飲んだくれていたので(^^; 喫茶タイムに食堂車に行かなかったのでした。それで、どんな様子か見に行こうとした次第です。
いざ食堂車に行ってみると、利用者は我々を含めてトータルでも10名にならないほどで、非常にすいていました。メニューはコーヒーなどのドリンク類ばかりで、アルコールもあるものの、つまみも軽食もないのが意外です。軽食は手間の関係で致し方ないとして、つまみ程度はメニューに入れて欲しいところです。その中で目を惹いたのが、サッポロクラシックの生! 「北斗星」北海道編成では缶入りを売っているサッポロクラシックですが、トワイライトエクスプレスでは生ビールがサッポロクラシックでした。ただし、缶では売っていないとか。もちろん、我々はこの生を一杯ずつ注文しました(^^)

朝から風が強く安定していなかった天候ですが、幸いなことにトワイライトエクスプレスが進むところでは影響が無く、列車は定時運転でどんどん北海道を走っていきます。ツイン個室には電源があるので、ここで未読消化ができます。
五稜郭を過ぎた頃には陽がとっぷりと暮れ、函館と函館山の夜景を対岸から眺めていると、やがて青函トンネル。北海道とはお別れとなります。

伊藤 博康