【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.1559 (Re:1558) 【薩摩半島】「はやぶさ」で行くドライブ旅行(その2)
廣田雅敬(ptcr6112) 2008-07-15 01:02:41
先ほどのつづきです。

7月9日は1日ドライブでした。まずは薩摩半島の先っぽ長崎鼻に行きました。灯台があるだけで室戸岬やえりも岬のような最果ての雰囲気は感じられませんでしたが、開聞岳が綺麗に見えたのが印象的でした。

長崎鼻の次は知覧へ行きました。特攻平和会館→ホタル館富屋食堂→武家屋敷と見て回りました。特攻平和会館や富屋食堂は展示してあるものが生々しすぎて私自身少しひいてしまいました。事前に関連する映画でも見ていれば、違った見方が出来たかもしれませんが、あまり印象に残るものはありませんでした。武家屋敷は屋敷自体を見られると思ったのですが、見てみるとその庭園だけが公開されていて、少し拍子抜けしました。

知覧で大方の施設を見て、枕崎でかつおのたたきが食べたいと思い車を走らせ、枕崎お魚センターでかつお丼とかつおのたたきを食べ、移転して少しさびしくなった枕崎駅を見に行き、加世田の南薩鉄道記念館へ行きました。しかし、鍵が閉まっていたので、帰ろうかとも一瞬思いましたが、バスターミナルの事務所で開いているかどうか聞くと開けてくれるとのことで入場料を払って、貸切状態で見学させていただきました。見てみると館内は関連する部品や資料をただ陳列しているだけ、という印象でした。その中でも南薩鉄道の歴史をまとめたビデオに出てきた「南薩線の唄」はフォークぽくって今でも私の頭の中で回ってます。ただ、私がこれまで見てきた本などで機械式のディーゼルカーキハ100やSLが保存してあると聞いていたのですが見当たらず、バスターミナルのロータリーにタンク式のSLとディーゼル機関車が朽ち果てながら置いてあるだけでした。

少し南薩鉄道記念館の姿にがっかりしながら加世田を離れ、国道270号線→国道26号線を走って津貫で南薩線の路盤跡と見られるところを見つけ、枕崎で踏切跡を発見し、指宿枕崎線の西頴娃と頴娃駅を見て指宿に戻りました。

民宿に戻ってすぐ8日に臨時休業で入れなかった砂蒸し温泉会館へ行きました。この日も暑かったのですが、砂蒸し温泉に入ってもそうではなく、非常に気持ちいいもので体全体が非常によく温まって、これまでの疲れがよく癒されました。ここに来て指宿に来てよかったと思いました。

7月10日復路の行程はレンタカーを返した後、
指宿→「なのはな」→鹿児島中央→「はやとの風」2号→吉松→「しんぺい」2号→人吉→「九州横断特急」6号→熊本→「有明」24号→博多→「のぞみ」50号→「こだま」594号→米原→「しらさぎ」63号→武生、と帰りました。

鹿児島から熊本まではもう定番とも言えるコースですね。矢岳の日本3大車窓は桜島は見えませんでしたが、大方よく見えました。「のぞみ」50号にしたのはやはり500系に乗りたかったからです。

今回すべてに満足できるものではありませんでしたが、「はやぶさ」に乗れたこととレンタカーで移動中に見られた大陸的な風景、そして砂蒸し温泉が印象に残った旅でした。砂蒸し温泉はまた機会があれば入りたいものです。

以上私の夏休みでした。長文失礼しました。

越前(旧武生市)発:廣田雅敬 
鉄道趣味のページ・Proto901「ヒロタ君の部屋」 
http://www42.tok2.com/home/hitech-railweb


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