石田 敏弘(dnmp2980) 2008-02-25 00:06:11 |
札幌から乗った「まりも」の自由席は30人ほどの散々な乗車率でした。むしろ指定席や寝台の方が乗車率が良いみたい。みなさんシートを回転させて1人1ボックス状態で、余裕で熟睡です。釧路到着後は花咲線と釧網線の一番列車に接続しているのでパラパラと乗り継ぎますが、元の乗車人数が少ないので、どちらの列車もキハ54型の単行列車で、乗車率は30%ぐらいでしょう。早朝なので再び仮眠を取る方も多いようです。
さて、これから進む花咲線は私のお気に入り路線のひとつ。この線に乗ることが今日のテーマの一つ。凍結して一面の氷の平原になった厚岸湖の眺め、根釧台地から根室半島への荒涼とした丘陵地帯、そして最果てへの情景をコトコトと走る花咲線は何度乗っても飽きませんね。特に冬が良いです。 釧路から走り続けて、線路の果てが根室駅です。観光客の方々はバスに乗って納沙布岬を目指すのでしょう。足早に改札口を抜けていきますが、私の目的は花咲線に乗ることで、失礼ながら根室に用は無いのです。そのまま乗ってきた車両に戻り、再び花咲線の車窓を楽しむことにしました。 さすがにこのままでは根室地方に失礼なので、帰路の厚岸で途中下車します。厚岸といえば豊富な海の幸が上がる場所。この時期は牡蠣が旬です。道の駅は「厚岸グルメパーク」として大いに人気を集めているようですが、残念なことに私が訪ねた日は休業日。その代わりと言っては何ですが厚岸漁協直売店を訪ねることにしました。売店だけで飲食設備は無いのですが、“商品”を買って店内で自分で食べることは可とのこと。1個100円!!の生牡蠣を購入して店内に置かれたテーブルへ。電子レンジも用意されているので、ラップにくるんで蒸し牡蠣にすることも出来るのです。半分を電子レンジに入れて調理している間に、これまた用意されている牡蠣ナイフを使って生牡蠣を食べます。ツルンとした食感はとても良し。生牡蠣を食べ終わった頃に蒸し牡蠣が出来上がり。ホクホクした潮味が利いていてこれも良し。その繰り返しで、牡蠣でおなかいっぱいになってしまいました。 |
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