ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-02-25 22:02:22 |
知床斜里駅では、随分と多くの方が「流氷ノロッコ4号」を待っているように見えましたが、5両も連結している列車なので、乗り込んでみるとさほど混雑していません。特に、自由席利用者が多かったので、指定席車は余裕十分。フルムーン夫婦グリーンパスなので、もちろん無料で指定席券を発券してもらっています。
人気は、オホーツク海側に向いた2人用座席ですが、通路を挟んだテーブル付きの6人掛け座席を二人で使うと、広々としていてこれは実に快適です(^^) 発車は11時57分。 ちょうどお昼時なので、改札前や発車前の車内で飲食物の販売をしていますが、弁当は早々に売り切れていて、残っているのはパンばかり。あちらこちらでガッカリする声が聞こえてきます。我々は、釧路で駅弁を一つ買ってあり、流氷ノロッコ号でもう一つ追加すればいいやと考えていたのですが、それができないため、とりあえず一つの駅弁を分けて食べて網走で追加購入することにしました。網走着は12時55分ですから、ちょっと遅めの昼食になる程度ですから、これは致し方ないでしょう。でも、できたらノロッコ内でのんびり食べたかったなぁ〜 流氷ノロッコ号が発車すると、すぐにオホーツク海が見えてきます。 流氷は日によって大きく移動するとのことでしたが、今日はあまりに暖かくて水平線近くに遠く見える状態。愚妻は、これまで何度も流氷の時期に来ていて、いつも接岸しているという流氷については絶対の自信をもっていたのですが、今回は天気が良すぎたのがアダとなりました・・・ なんでも、5月に接岸している流氷を見たこともあるとか(@_@! それでも、流氷の破片(^^; が波打ち際を中心にプカプカ浮いていますし、寒波が来たときに地平と流氷の区別がつかなくなるような状態よりは、知床連山がクッキリと望遠できる今日の方が良いと喜んでいます。 ただし、窓が大きく雲一つ無い車内は、石炭ストーブの効果もあって、やはり暑くて暑くて・・・でしたが(^^; この「流氷ノロッコ4号」は、途中、北浜駅で7分停車します。 駅構内にある展望台に上がって楽しめるチャンスなので、ドア付近で待っていて、真っ直ぐに展望台を目指したら、流石に真っ先に展望台に登ることができました。展望台で流氷ノロッコ号とオホーツク海を絡めた写真を写しはじめると、次から次へと乗客が登ってきて、すぐに一杯に・・・ 早々に退散することになりました。勝手知ったる北浜駅なので、これはラッキー! ちなみに、同じ「流氷ノロッコ号」でも、1号は停車時間がわずかに1分で展望台へは行けません。一方、2号は14分停車、3号は9分停車です。2号は知床斜里発8時55分と早い時間の列車ですが、14分停車ならかなりゆっくりと展望を楽しめるのではないでしょうか。 伊藤 博康 |
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