石田 敏弘(dnmp2980) 2007-04-18 01:48:13 |
こんにちは、石田 敏弘です。
ムーンライト九州は私にはとても相性が良いようで、よく眠れます。特に今回は徹夜明けでの出発、しかも2箇所のビール巡りをしたという好条件?だったので、新大阪駅で乗車して発車、淀川を渡って大阪駅、再び淀川を渡ったあたりから眠ってしまい、次の瞬間には関門トンネルを抜けていました。あぁ1週間ぶり(^^)の九州だと思いつつ、朝の二度寝。終点の博多で下車する準備をする人たちのざわめきで起こされました。 博多からさらに西に向かいますが、18きっぷの汽車旅はスケジュールの関係で中断して、佐世保への「2枚きっぷ」を使います。乗るのは783系のハイパーサルーン。個性的な九州特急の元祖と言うべき車両です。1988年の登場で、さすがに疲れが見えていますが、何度かのリニューアルを受けて、今なお元気に活躍しています。 佐世保への「2枚きっぷ」は指定席が利用出来るので、躊躇なく指定席を希望したら繁忙期で500円の追加を請求されました。これなら自由席でも良かったのでは?、何となく腑に落ちないままガラガラの指定席に座ったのですが、博多を7時31分に発車した「みどり1号」はビジネス客の利用が多く、博多を発車した時点で自由席は満席。デッキにも立ち客が溢れるほどの乗車率で、指定席を確保したのは悪い選択では無かったようです。 筑紫平野、佐賀平野を疾走して佐賀へ。自由席から大勢のビジネス客が下車しています。博多から40分少々、短区間の利用が多いようです。肥前山口で長崎に向かう「かもめ3号」を分割して佐世保線に進めば、一気にローカルな雰囲気になります。武雄"温泉"という駅名がそれを助長させますが、終点の佐世保はそれを打ち消すかのような大都市でした。東京や関西からの直通列車こそ無くなりましたが、長崎市に次ぐ県第二の都市としての活況を維持しているようです。駅近くのアーケードは、午前中にもかかわらず多くの買い物客で賑わっていました。 鉄道で西の果てともいえる佐世保に来て、さらに進みます。もう線路が無いのでフェリーを使います。駅近くのフェリーターミナルから出航したフネは、カラフルなフェリーと、無骨な自衛隊と米軍の艦艇に見守られるかのように進んでいきます。私が乗ったフネは見送られて外海へと進んで行きます。到着先は西海市の大島。巨大な造船所がある大島に何故に私が・・・、やはりビールが有るのです。 石田 敏弘(VZG05000@nifty.com) |
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