【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.256 (Re:244) 【広電】貸切電車と未乗複線区間の旅 その5
パシフィック(xndp5699) 2007-05-17 02:09:40
みなさん、こんばんは。

夕食は、本隊宿泊先の全日空ホテル1Fのバイキング。子連れの参加者が多く、大人9人に子供6人。にぎやかです。アルコール類は単価が高く、結局、飲み放題のほうが安く付くのでそれに。お子様たちは貸切電車の疲れもあってか、早々と母親らに連れられて部屋に戻っていきます。こちらは時間制限でないのもあって、ワインなどをもらって9時半頃まで鉄談義でした。

翌朝、もう帰るだけですが、昨日乗れなかった白島線を乗りに行きます。以前に乗りつぶしで来た時は、八丁堀から白島まで乗り、白島から横川駅まで歩いたので、両線の片側づつが乗れていないままになっていたのでした。

白島線は距離が短く、広電でもこの路線内相互は100円均一です。それでも列車は他の路線と同様、時間当たり8〜9本もあります。八丁堀から白島まで乗り、1本落としてこの線の運用に就いている2両とも乗って一旦広島駅へでました。

広島駅から広電宮島口まで、通しで乗ろうという魂胆です。宮島口から市内へ乗ったのは山陽路を旅行した1988年のことですから、実に19年ぶりに復路を乗っていくことになります。先頭出口側のロングシート端に座り、ずっとかぶりつきで配線チェックしながら乗りました。当時はまだ宮島線専用の鉄道車両が走っていたため、高いホームと低いホームが併設されていたのを覚えています。まだ何箇所か高いホームが残っているところがありました。

JR宮島口駅へ。駅前は宮島への観光客で混雑するのでしょう、道路は横断禁止で地下道が作られていました。

帰りの飛行機は14:30発。これに間に合わせるには、広島に戻って11時過ぎのこだまでも十分なのですが、ここは時間もありますし、ゆっくりと山陽本線を西へ向かうことにします。
途中で何かあるとまずいのですが、宮島口を9:53に出ると宇部に12:53着。区間運用が多くなった昨今では珍しく長い時間走る部類の普通列車じゃないでしょうか?白市から下関までのロングランです。

岩国まではシティライナーとして快速運転で無停車。この先は、大畠で大島大橋を見、柳井ではコンテナ列車に抜かれながら先へ進みます。徳山ではこだまに接続していますが、これで新山口まで行ったところでその先、宇部線の列車が不便。結局、この普通列車で行っても同じなので、そのまま乗って行きます。

宇部で乗換えて、宇部新川へ。宇部新川でも乗り換えはすぐで接続がいいのですが、2つめの東新川駅では貨物色のDL単機の通過待ち。次の宇部岬駅では、新山口からの快速の通過待ちで、また停車。ようやく草江駅に戻ってきました。

夏のような日差しの中をターミナルビルへ歩き、2Fでみやげ物を購入してから、カードラウンジでちょっとだけ休憩し、セキュリティを抜ける。左手の搭乗ゲートから。
見ると、行きと同じ飛行機だ。キャプテンも同じ人。西風なので、西へ向けて離陸。これは初めてで、山口宇部空港は東からの着陸が未経験。

機は、国東半島沖から松山、今治、淡路島、大阪港の南を抜けて、津上空に至り、河和からは大井川河口、伊豆大島と、伊丹など関西からの乗りなれたルートをたどって羽田に帰着しました。

終わり