【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.506 (Re:473) 【18きっぷの旅】大回りして東京へ(3)
柾岡 淳夫(dtft2462) 2007-09-06 03:05:30
結局長野では寝ただけで、翌朝出立することになりました。昨日は長電に1駅だけ乗ったのですが、長電に乗るという目的以外に、足の裏が痛くてなるべく歩く距離を短くしたかったということもありました。1晩休めてたら痛みもなくなって、長野駅まで歩きました。

時刻表で調べると、10時過ぎに長野始発の甲府行きがあるのですが、間に合うかどうかわからなかったので、そのあとの「しなの」で松本まで追いかけたら追いつくことを確認。結局充分に間に合い、駅構内で「おやき」を買って朝食にしました。

甲府行きはまず稲荷山で長野行き普通列車と交換。できれば姨捨あたりで交換してくれたらよかったのになどと思いつつ先へ進みます。次の桑ノ原信号所では待避があって、側線→待避線へスイッチバックして入っていきました。どうやら長野行き「しなの」と交換のようです。

無事交換が済んで次は姨捨。交換はないものの普通列車ですから当然停車します。目の前に善光寺平が広がる光景はやっぱりいいですね。停車位置の目の前には景色を眺めるためのベンチが拵えてありました。

あとは聖高原・冠着と停車します。冠着って一瞬「秘境駅?」と思ったのですが、先へ行けば街が広がっていました。単に交換できる場所ということで街外れに駅ができたということのようです。

明科あたりから乗車が目立ってきました。でもその波は松本で引きました。代わって乗ってきましたが…。ここで「しなの」を先行させるため待避。発車時間が近づくにつれ松本到着前程度まで混んできました。その人たちも岡谷で多くが下車。あと停車するたびに減っていき、茅野では完全に「ローカル列車」でした。

この電車で甲府へ進んでもいいのですが、やはり小海線の「ハイブリッド気動車」には乗っておきたいということで小淵沢で下車。3分連絡で小海方面行きに乗り換えました。実はハイブリッド気動車の時刻は充分に確認していなかったのです。定期スジだと清里まで行って折り返しできるなどというトンチンカンな予定だったのですが、下車駅を増やしたかったこともあって甲斐大泉で下車。実はこれが大正解で、ハイブリッド気動車とはここで交換だったのです。定期列車がなぜ待つのかはよくわからないのですが、一旦改札を出て駅前を眺めてから再び改札を入るとやってきました…お目当てのハイブリッド気動車「キハE200形」2連ですが、最前部ではなく最後尾に陣取りました。これも正解で、モニターが点いていました。

このモニターなかなか楽しかったです。エンジン・モーター・電池の状況が一目でわかる。でもよくわからなかったのがエンジンの状態で、「停止」「アイドル」はわかるにしても「エンブレ」とはどういう状態なんでしょう。電池から電気も食ってたみたいだし…。

ということであっという間に小淵沢到着。定期列車で戻るという当初のトンチンカンな予定からすると1本前の小淵沢始発の高尾行きに乗ることができました。昼飯がまだでしたから駅弁を…と見たら「ハイブリッド気動車運転記念」と称して「高原野菜と牛肉焼むすび」という弁当がありましたのでそれを買いました。要するに野菜サラダに焼いた薄切り牛肉で巻いたおむすびが2つという構成でした。おいしかったですが少々量的に物足りなかったです。

この電車に孝雄まで乗車。高尾から中央特快で八王子へ。特快とはいっても乗車区間では各駅停車でしたが…。

今夜は八王子泊。駅の近くということで予約したのですが、近い駅というのが「京王八王子」だったのには…。


翌日は【きっぷ】掲示板でご紹介のあった西武の「沿線グルメ夏きっぷ」の真相を確かめるために拝島へ。ちょうど橋上駅開業直後だったんですね。構内の店は賑わっていましたね。

その後都内へ出て、宿にチェックインした後、東京に参集している仲間とミニ宴会でした。収録に参加しないのに東京に出てきていた某氏は、翌日東北方面へ行くということでしたが、列車が取れずカプセルに宿泊ということで、宿に向いかかっていましたが、目の前を「大槌ゆき」の岩手県交通バスが通り、ちょうど停留所だったこともあって予定変更して飛び乗るというハプニングもあったりしました。

その翌日は収録でした。詳細は書きませんが、収録終了後二次会のメンバーが集まるのを待っていたら、中川アナほか収録に参加していた「研究所メンバー」が出てこられて、どなたかが忘れ物をしたとかで同じ場所で待ち合わせ…。その間中川アナが話しかけてこられて少しお話ができました。私の「収録参加の裏の目的」が中川アナでしたからとっても幸せでした。

(おわり)

       柾岡 淳夫

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