【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.518 (Re:515) 【スーパー前売きっぷ】781系お別れ乗車-3
牛乳たか/坂本貴喜(sfzm9381) 2007-09-10 23:52:34
小樽−札幌 ホームライナー
 JR北海道のホームライナーは券売機でライナー券を購入して乗車するというもの。ライナー券で定員を管理しているのかと思うとそうでもないようで、乗車時に310円直接支払うことも可能なよう。どうもライナー料金は着席料金というよりラッシュ時の速達料金という意味合いもあるのかもしれません。
 早速小樽駅の改札を出て券売機でホームライナー券310円を購入します。そしてなぜか小樽に来ると買ってしまう構内のロッテリアのコーヒー。なぜか小樽から海を見ながらコーヒーを飲むのが好きなんです。
 予想通りホームライナーの出発は切りかきの5番ホームから。名残乗車の方もいるようで、カメラを持った方もいらっしゃいます。「回送」をつけた781系が入線してきました。列車が停車すると「回送」から「ホームライナー」まで幕を回します。そこには懐かしきホワイトアロー(小さくスーパーとも書いてある)やエアポートの幕も見ることができます。
 ドアは3号車後方の車掌室近くの1カ所だけ開いており、係員さんにライナー券を渡して車内に入ります。ホームライナーの781系は通常ライラックに使われるuシート連結編成。席は自由なのでほとんどの人がuシート部分に着席します。しかし私はあえて先頭1号車へ。なにしろ誰もいないのです。小樽からの乗車は15人くらい。小樽はほとんどの列車の始発ですしライナーでなくても座ることは可能ですからこの列車をわざわざ310円支払って選択する人は多くないのでしょう。
 列車はゆっくりと動き出しました。出発の静かなのも781系ならではです。これまた最近では珍しい711系電車とすれ違い南小樽に向かいます。南小樽では全ドア開放。ぱらぱらと乗車してきましたが、あいかわらず1号車は無人。小樽築港では3号車後ろだけ解放。車掌さんは各駅で降り口の案内をしていますが、もちろん下車する人はいないようです。
 海を見ながら列車は進みます。781系で日本海を眺めながら進むのは珍しい体験で、こんな通勤ができるならどんなにいいでしょうと思いますが、毎日310円はきついかな。普段快速が通過する銭函に停車。ここで1号車にも乗車がありました。列車別改札で310円を徴収しているのか全ドア開放です。ここから急に列車のスピードが遅くなります。前に電車がつまっているのかもしれません。
 手稲に近づきました。ホームには長蛇の列ができています。ドアが開くなりなだれ込んで車内はほぼ満席に。ライナー券は手稲から100円というのがうけているのでしょう。窓から見える手稲始発の列車にはすでに立ち客もおり、ライナーを使う理由も納得がいきます。札幌到着前に車内を回ると立っている人もいました。普通列車に立つくらいならライナーの方が楽でしょうけど、10月からは785系または789系が使われるのでしょうから5両編成になって全員着席できそうですね。
 札幌に到着するとあっという間に全員降りていきました。9時始業のサラリーマンの皆さんご苦労様、私は今日はお休みです(笑)。この車両はライラックになるためにいったん引き上げられていきました。
 回5103M 小樽 8:04-札幌 8:48
 781系 L-5編成 小樽<クモハ781-5+サハ780-10+モハ781-10+クハ780-5>札幌
撮影日: 2007年09月07日
撮影場所: 小樽駅
キャプション: 781系の懐かしいヘッドマークも表示していました
画像サイズ: 640×480(50%表示)
撮影日: 2007年09月07日
撮影場所: ホームライナー
キャプション: ライナー券・海をみながら・誰もいない車内・札幌駅
画像サイズ: 640×480(50%表示)