Nob3(mnde3154) 2007-05-13 00:05:14 |
九州旅行3日目は、西鉄貝塚線巡りからスタート。3月一杯で新宮−津屋崎間が廃止になってしまったこの路線。廃止前に行きたかったと思っても後の祭り。新宮から先の区間は、今でも電車が走れるような状態のままでした。架線柱と架線、レールだけが寂しく残っていました。電車にはかなりに人数の客さんが乗っていたのですが、新宮で接続する代行バスを見には、たくさんの人が乗っているような感じには見えませんでした。廃線になって代行バスになると、どこに限らず、必ずといってもいいほど鉄道時代より利用客が減ってしまいますね。鉄道ファンである自分が見ても非常に残念です。
貝塚から地下鉄に乗り移り、今度は地下鉄七隈線を狙います。天神駅には七隈線乗り換え専用改札機があります。もし間違えて、天神下車用の改札機にきっぷを入れてしまったら、係員を呼んで大変なことになるでしょう。地下街を歩いて天神南駅へ。この距離が長いのには参った!!地下街散策でもしながらの移動ならばおもしろいだろうけれど、単なる移動には、つらい物があるように感じました。肝心な七隈線。ミニ断面地下鉄として非常にコンパクトに作られているのですが、明るく開放的で、非常に乗り心地もよい車両でした。ただ、地下区間なので景色の楽しみはないなど、観光的にはおもしろくも何ともない路線でした。 天神へ戻って、ここから唐津・佐賀を経て伊万里へと向かいます。西唐津の車庫で見たのはキハ125。久大本線用に登場したキハ125。唐津にきているとは思っていませんでした。軽快な走りの車両で私のお気に入りの車両の一つです。唐津線では乗れませんでしたが、肥薩線西部区間でキハ125に乗ることができ、快適に伊万里へ向かいました。 その後有田へ移動。有田では陶器市が開催されており、駅前からずーっと陶器屋さんの露店が並んでおり、迫力満点です。ちゃわんや皿、湯飲みなど、本当にたくさんの物が並んでいます。時間が余りなかったのでじっくり見ることは出来ませんでしたが、機会を見つけてゆっくり回りたいと思いました。 次は松浦鉄道をぐるっと回って佐世保へ向かいました。途中の松浦発電所前。このあたりは坂のアップダウンがかなりある区間で、山の中腹から発電所を見下ろすという体験をしました。上から見る火力発電所。燃料のコークスが広く置いてある姿は初めて見ました。そして日本最西端の2本線路の鉄道駅、たびら平戸口。着いては見たものの、最西端へ来たという実感はありません。車窓からちらっと見えた平戸大橋。昔、この橋の下をビートルで走り抜けたことを思い出しました。左右ではなく左石をすぎて佐世保市中心部へ。駅間隔が短くなり小刻みに停車。ようやっと佐世保に到着です。佐世保からは諫早に移動して今日はここで宿泊です。 この日は強烈な印象を受ける物はなかったけれど、静かなローカル線で気持ちを休めることが出来た一日でした。 |
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