松浦 良朗(dcrv4703) 2008-07-05 23:05:21 |
こん**は。
確かに、JR四国の無人駅における乗車券のチェック体制は厳しいですね。ワンマン列車のほか、無人駅に停車する特急列車でも車掌が降車客から(時には追っかけるような形で)乗車券・特急券を回収しています。 ただ、民鉄でも近鉄のワンマン列車は実に大らかです・・・ 同社のワンマン列車は、いわゆる「都市型ワンマン」(各駅に係員や自動改札などを設置して乗車券のチェックを確実に行うことを前提にしたワンマン運転)以外の区間であっても、たとえ無人駅でも全てのドアを開閉します。確かに運転台のすぐ後には自動両替機付きの運賃箱が設置されているのですが、これはあくまでも「乗車券を持たない利用者が降車時に現金で運賃を支払うためのもの」であり、乗車券を持っていれば駅の集札箱に入れれば良く、どのドアから降車しても自由です。よく言えば「お客さまを信用している」わけで、最初これを体験したときはさすが大近鉄は違うと思った次第です。 同社が初期にワンマン運転を導入した路線のうち北勢線・養老線・伊賀線は既に近鉄が運営する路線ではなくなっていますが、少なくとも養老鉄道・伊賀鉄道では現在もこの扱いが継続されています。両社の利用実態や経営環境の厳しさを考えると他のローカル私鉄同様「無人駅では進行方向の運転台直後のドアからしか下車できないようにする」ようにしたほうがいいかと思うのですが、改造費用を考えると二の足を踏むかも・・・ Y.Matsuura |
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