【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.1512 【山陰】ワンマンの対応の違い
柾岡 淳夫(dtft2462) 2008-07-04 22:09:31
みなさん、こんにちは。

先日山陰地方に行っておりましたが、一畑電鉄とJRのワンマン列車の運転士の対応が非常に対照的だったのが印象に残っています。

基本の対応はどちらも同じで、2両編成の場合、乗車が先頭車両の後部ドア、降車は先頭車両の前部ドアで、乗車時に整理券を取って、降車時にきっぷや運賃を運転士に渡すというものなんですが…

一畑電鉄はこの基本ルールがきっちりと守られていました。乗客の方々も当然のようにこのルールに従って乗降しています。中に不心得な高校生がいて、後部ドアから降りようとすると、運転士が出て行って定期券の確認や運賃収受をきっちり行っていました。定期券をチラッと見せて降りようとする高校生に、「はっきり見えなかったからもう一度見せて」と要求していました。ものすごく厳格な対応で、これなら乗客の方々もきっちりルールを守らないといけないという意識が付きます。

その後に乗車したJR。境線の様子を見ていましたが、高校生が利用する時間帯は利用が多いからか、後部のドアから降りようが特段注意するとか追いかけて定期券を確認するとかの対応はありません。一般の乗客の方々も、開いているドアから乗ってきますが、特に注意するでもなく、整理券を取らないで乗ってきた方はどうするんだろうと逆に心配でした。

JRは乗客を信用しているといえば聞こえはいいのですけれど、かなり運賃の取りもらしなどが出ているのじゃないかと心配してしまいます。

    柾岡 淳夫

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