YASUのすけ(evpa5184) 2008-04-23 22:39:41 |
みなさん、こんにちは。
少し間が空いてしまいましたが、先日韓国に行った際に釜山−ソウル間を列車で往復しました。行きは高速線経由でTGV似のKTX、帰りは京釜線(在来線)経由でディーゼルのプッシュプルのセマウル号です。KTXには昨年ソウル−大田間を乗車しているのですが、全区間の乗車は初めてです。これで未乗部分もあった高速線は全線走破です。 乗車の前日、ホテル近くの釜田駅で指定席を確保しました。KTXは所要3時間で48,600ウォン、セマウル号は所要4時間50分で41,100ウォンです。スピードの割りに運賃の差がないように見えますが、セマウル号の方が(本数が少ないせいか)混んでいました。 KTX、かなり座席が窮屈です。後ろ向き固定の座席は評判が悪いためか後から販売するようで、進行方向だけ満席(乗車率50%)というちょっと奇妙な車内風景です。朝の釜山発は6時、6時15分、6時25分、6時30分と発車し、なかなかの頻度です。私は途中駅によく停まる6時30分発に乗りましたが、速達型の6時25分発は2時間43分の所要時間です。 途中の大邱の先までは在来線を走るので、景色もゆっくり眺められます。当日は桜が満開で、花を愛でながらの乗車できました。高速線への乗り入れ線は、海峡線の青函トンネル手前のように上下線が空いており、高速新線の建設予定線がわかります。途中の大田付近も在来線に乗り入れており、複雑な配線は線路系マニアとしてはたまりません。湖南線と合流し高速線が分離する大田操車場付近は特に難解で、なかなか全容がつかめません。 高速線に入ってしまうと、スピードとトンネルの多さで少し退屈してしまいます。ソウルの一つ手前の光明には高速線を使って通勤電車が乗り入れてきます。このあたりは軌間が同じ強みですね。光明から長いトンネルを抜けるとすぐに在来線と合流し、通勤電車と並走しながらソウル市街地に入っていきます。 終点のソウルには定刻の到着でした。 YASUのすけ -- CMN v0.50fβ -- |
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