【談話室】汽車旅全般のわだい10 [READ ONLY]
No.1047 【フルムーン北海道】まずは温泉へ(^^)/
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2008-02-19 18:31:11
拙宅では、フルムーン夫婦グリーンパスを使えるようになったら、このきっぷを利用して出かけようと結婚したときから話し合っていました。今季、ようやくその条件を満たした・・・つまり年を取ったということですね(^^; ので、お互いに好きな北海道へと行くことになりました。
使用するのは、5日間用のもの。
この日数が、いまの拙宅ではなんとか家を空けられる最長日数です。

さて、その出発日となる2月18日(月)は朝早起きをして、名古屋7時05分発の特急「ワイドビューしなの」に乗車しました。北海道へ行くのに「しなの」とは・・・ まずは温泉に寄るためです。
「ワイドビューしなの」では、もちろんグリーン車です。指定されたのは3番AB席。でも、松本から先はグリーン車利用者が我々を含めてわずかに3名となったため、1番CD席に移動して、パノラマ座席を楽しみます。ここのところの寒波が影響して、木曽路は真っ白でしたが、松本付近はあまり雪が無く、峠越えになってようやく雪景色となります。折からの好天に恵まれて、実にきれいな雪景色です(^^) 特に、日本三大車窓風景と言われた姨捨付近は、見渡す限りの銀世界で印象的でした。

長野では駅そばの「山葵そば」を食べて、ちょっと信州を感じます。
さて、お目当ては長野電鉄の特急「ゆけむり」で行く湯田中温泉です。
今夜は寝台特急「北斗星」の予定なので、その前に温泉に入ってサッパリしておこうという意図で、早起きをしてきたのでした。
長野電鉄では、湯田中までの往復切符と湯田中駅裏にできた温泉施設「楓の湯」に入浴できるセット券「楓の湯クーポン」を発売しています。大人1500円ですが、長野電鉄は長野〜湯田中の往復運賃が2260円もしますので、往復するだけでもお得です。さらに、「楓の湯」入湯料300円と、特急料金1回100円も含まれていることから、如何にお得なきっぷかが判ろうというものです。
ただし、「楓の湯」で入湯した証明印を受けてこなければ、運賃の差額を請求されるし、日帰りに限る。途中下車前途無効という条件が付いています。

特急「ゆけむり」は、言わずと知れた旧小田急LSE車です。
全車自由席なので、いち早く改札を入って並び、先頭座席を確保しました(^^)
ちなみに、利用者数はさほど多くありませんでしたが、先頭の展望席については満席です。みなさん、考えることは同じですね(^^) この様子を見る限り、LSE車を長野電鉄が導入したのは成功だったように感じられます。

湯田中駅前温泉「楓の湯」は、前述の通り駅裏にあります(^^;
きれいな施設で、加水されていますが源泉かけ流しです。
予想していたのと異なり、さして大きくない施設でしたが、月曜日の正午頃ということで幸いにも空いていました。地元の方によると、通常はかなり混雑しているそうで、このようにすいているのは珍しいとか。
ゆったりと湯に浸かっていると、次第に体が温まってきます。
塩化ナトリウム泉・・・つまり食塩泉なので、暖まって湯冷めしにくい湯です。ただし、前述の通り加水してあるため、舐めても塩分はほとんど感じられませんでした。(飲用不可ですので、舐めることも望ましくないのですが・・・(^^;)また、サッパリとした湯上がり感で、夜行に乗る前にはもってこいの泉質でした。

つづく

伊藤 博康