ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-02-21 18:40:32 |
2025年2月20日
東海旅客鉄道株式会社 超電導リニア 新しいL0系改良型試験車の製作について 当社では、中央新幹線の開業に向け、山梨リニア実験線において、2013年からL0系車両、2020年からL0系改良型試験車による走行試験を実施しています。 このたび、L0系改良型試験車を更にブラッシュアップし、環境負荷低減等に関する開発成果を反映した新しいL0系改良型試験車である中間車1両(M10 [えむじゅう])の製作を進め、山梨リニア実験線へ投入する目処が立ったため、概要をお知らせします。 1.投入する車両の特徴 @環境負荷低減(別紙1) ・車体表面へのリブレットフィルム※1、2適用及び台車周りの形状最適化により空気抵抗を約1%削減(16両換算)し、消費電力の低減を図ります。 ※1 リブレットフィルム:サメの肌を模倣した微細な溝構造のフィルム ※2 山梨リニア実験線では2024年8月より、リブレットフィルムを現行の車両に適用し走行試験を行っており、今回初めて新製車両に適用します。 A高温超電導磁石専用設計(別紙2) ・高温超電導磁石専用の車両設計とし、車両機器構成を最適化することで低コスト化を図ります。 B車両デザイン(別紙3、4) ・エクステリア 無塗装のシルバーのボディに、高速に流れる光をイメージしたゴールドのラインを配した未来感のあるデザインとします。 ・インテリア 白色の客室空間に落ち着いた色味の腰掛を配置し、シンプルかつ洗練されたインテリアデザインとします。 2.製作車両数 ・中間車:1両 ※走行試験は、既存のL0系改良型試験車・L0系車両と組み合わせて実施する予定です。 3.設計・製作メーカー ・設計:鞄立製作所、日本車輌製造 ・製作:鞄立製作所 4.スケジュール ・2025年夏走行開始予定 |
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