NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.10 【JR海】リニア中央新幹線の工事変更申請で「令和9年以降」完了予定に
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2023-12-15 00:59:32
                             令和5年12月14日
各 位
               会 社 名 東海旅客鉄道株式会社
               代表者名 代表取締役社長  丹 羽 俊 介
              (コード番号 9022 東証プライム、名証プレミア)
               問合せ先 広報部長    粂 川 浩 二
               (TEL.052-564-2549)

中央新幹線品川・名古屋間の工事実施計画(その3)及び変更の認可申請について

 本日の取締役会において、全国新幹線鉄道整備法(以下「全幹法」という。)第9条に基づき、国土交通大臣に、中央新幹線品川・名古屋間の工事実施計画(その3)及び変更の認可申請を行うことを決定しましたので、お知らせ致します。

◎全幹法第9条第1項及び第2項並びに全幹法施行規則第2条第1項及び第2項に定められた事項に基づき申請致します。
・概要は別紙「工事実施計画(その3)及び変更の概要」をご参照ください。
・今回は、工事実施計画のうち残る認可にかかる項目である駅・車両基地の建築工事や設備工事、車両等を工事実施計画(その3)として申請するとともに、これまでに認可を受けた項目について、設計検討及び調査の深度化、協議及び工事の進捗等を踏まえ、工事予算や工事の完了の予定時期等の変更を申請します。

(工事予算)
 品川・名古屋間の工事費は、工事実施計画(その2)で認可を受けた4兆8,536億円に、残る認可にかかる項目である駅・車両基地の建築工事や設備工事、車両等の費用を追加するとともに、難工事への対応、地震対策の充実、発生土活用先の確保等に伴う増を見込み、令和3年4月27日に公表した「中央新幹線品川・名古屋間の総工事費に関するお知らせ」における見通し額である7.04兆円(7兆482億円)へと変更します。
 なお、総工事費は、工事実施計画(その2)時点の5兆5,235億円から、7兆482億円となりますが、令和3年4月27日に公表した見通し額からの変更はありません。

(工事の完了の予定時期)
 南アルプストンネル(静岡工区)のトンネル掘削工事に未だ着手の見込みが立たない状況を踏まえ、「平成39年」(=令和9年)から「令和9年以降」に変更します。工期の見通しが立った段階で、改めて工事の完了の予定時期の変更申請を行う予定です。


別紙
         工事実施計画(その3)及び変更の概要

(1) 工事実施計画(その3)
▼全幹法第9条第1項及び全幹法施行規則第2条第1項に基づく工事実施計画記載事項のうち、以下の項目
 8.工事予算
  駅・車両基地の建築工事や設備工事、車両等の費用を追加する。

▼全幹法第9条第2項及び全幹法施行規則第2条第2項に基づく工事実施計画添付書類のうち、以下の項目
 以下の添付書類を新規追加する。
  停車場設備表、車庫施設及び検査修繕施設の概要を示す表、
  車両の概要を示す書類
 以下の添付書類について一部記載を追加する。
  停車場平面図、特殊な設計がある場合には、その概要を示す書類、
  建設工事の工程表

(2) 既認可項目の変更
▼全幹法第9条第1項及び全幹法施行規則第2条第1項に基づく工事実施計画記載事項のうち、以下の項目
 3. 線路の位置
  一部箇所の土木構造物について、設計の深度化等に伴い、線路平面図及び線路縦断面図を一部変更する。
 7. 工事方法
  電気設備について、設計の深度化等に伴い、以下の数量等を変更する。
   カ.き電線、送電線及び配電線(低圧のものを除く。)の架設方式、
     種類及び太さ
   ヨ.発電所及び変電所の概要

 8. 工事予算
  (1)の費用の追加に加え、難工事への対応、地震対策の充実、発生土の活用先の確保等に伴う増を見込み、7兆482億円に変更する。

 9. 工事の着手及び完了の予定時期
  南アルプストンネル(静岡工区)のトンネル掘削工事に未だ着手の見込みが立たない状況を踏まえ、工事の完了の予定時期を「令和9年以降」に変更する。

▼ 全幹法第9条第2項及び全幹法施行規則第2条第2項に基づく工事実施計画添付書類のうち、以下の項目
 以下の添付書類について変更する。
 線路平面図、線路縦断面図、停車場平面図、連動図表、送電系統図、
 変電所単線結線図、建設工事の工程表
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