NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.1244 【JR海】東海道新幹線品川駅待合室で長野県産アロマを活用する取り組み
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-02-18 23:50:13
                           2025年2月17日
                           東海旅客鉄道株式会社

    お客様を香りでおもてなしするオリジナルアロマの開発について
 〜長野県内の事業者と連携し、沿線地域を繋ぐ香りを品川駅待合室にて提供〜

 東海道新幹線品川駅の待合室において、オリジナルアロマを活用した空間コーディネートによるおもてなし向上の取り組みを開始しますので、お知らせします。
 JR東海沿線の自然を感じていただけるようなアロマを駅待合室にてお楽しみいただき、お客様に心地よく快適にご旅行や出張に行っていただけるよう、沿線地域の連携パートナーと開発を行いました。本取り組みにおけるオリジナルアロマは、JR東海が長野県大鹿村で行っている「南アルプス育み(はぐくみ)の森」の活動のなかで発生した間伐材(枝葉)を材料の一部に使用しています。
 なお、JR東海の駅の待合室において、アロマ活用による空間コーディネートを行うのは今回が初めてであり、今回の品川駅での試行、アンケートの結果をふまえて、香りの修正や、他の駅等の場所での試行、アロマの販売などを検討してまいります。

1.オリジナルアロマコンセプト
(1)調香
 リニア中央新幹線沿線となる長野県大鹿村産のカラマツ、東海道新幹線沿線の静岡県産の橙や京都府産の檜などを中心に 19種類の 100%天然アロマをブレンドしました。
(2)香り
 リニア中央新幹線、東海道新幹線を通じて繋がっていく各地域をイメージした、大自然の澄んだ空気のような、心地よさとやすらぎを感じる香りをデザインしました。

2.試行の概要
(1)内容
 待合室内にアロマディフューザーを設置し、アロマを活用した空間コーディネートによるお客様のおもてなしを実施し、アンケートを取得。
(2)目的
 アロマの香りの検証及び香りによる駅でのお客様の体験価値向上の検証
(3)期間
 2025年2月20日(木)〜2025年3月19日(水)
 ※実施期間は変更となる場合がございます。
(4)場所
 東海道新幹線 品川駅 北口改札内待合室

3.自然保全の取組み(南アルプス育み(はぐくみ)の森)について
 JR東海では、南アルプスの自然環境の保全をより一層推進するため、地元の自治体や森林組合等の皆さまと森林整備に向けた協定を締結し、「南アルプス育み(はぐくみ)の森」として森林保全活動を支援しています。長野県大鹿村では2022年3月30日に、長野県の立ち会いのもと、大鹿村と「森林(もり)の里親協定」を締結しています。

4.アロマ開発における連携パートナー
飯伊森林組合(長野県飯田市)
 実施内容:大鹿村における森林整備、間伐
 長野県飯田市及び下伊那郡(根羽村、阿南町和合地区を除く)を管内とする森林組合。下伊那地域の面積は1 ,929kuと大きく、その86%を占める森林の整備を行っている。

鰍ツなぐ里山(長野県伊那市)
 実施内容:カラマツの間伐材を原料とした精油の製造
 全国的に問題となっている「松枯れ」の防止などを目的として、人の手が入らなくなった森林整備を行い、そこから出た間伐材で精油をはじめとした加工品を生産・販売。
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撮影場所:
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