ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2025-02-18 17:04:09 |
JR News ミライ
JR西日本グループ Release もっとつながる。未来が動き出す 2025年 2月17日 西日本旅客鉄道株式会社 大阪・関西万博の開催に合わせて 地球環境に配慮した3Dプリント造作物を設置します 西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市、以下、JR 西日本)は、現在、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の来場者輸送の乗り換え駅において、安全性向上のための駅改良工事を進めているところですが、この工事に合わせて、JR西日本は、株式会社竹中工務店(本社:大阪府大阪市、以下、竹中工務店)、シモダフランジ株式会社(本社:兵庫県相生市、以下、シモダフランジ)、大同特殊鋼株式会社(本社:愛知県名古屋市、以下、大同特殊鋼)、日本ニューロン株式会社(本社:京都府精華町、以下、日本ニューロン)、SHARE WOODS.(本社:兵庫県神戸市)、株式会社フランウッド(本社:岡山県津山市、以下、フランウッド)等との共創により、3Dプリント(以下、3DP)技術を活用し、地球環境に配慮したベンチおよびプランターを設置することとしましたのでお知らせします。 参考 大阪環状線 弁天町駅が新しい価値創造の拠点に: https://www.westjr.co.jp/press/article/2025/02/page_27317.html 大阪環状線 弁天町駅の改良: 221118_01_press_banpaku.pdf (westjr.co.jp) JRゆめ咲線 桜島駅の改良: 241127_00_press_Sakurajima.pdf (westjr.co.jp) 1.取り組みの概要 〇大阪・関西万博および鉄道をモチーフとしたデザイン(3DPで自由な形状の造形を実現) 〇地球環境保護の取り組み(地球温暖化防止、循環型社会構築への貢献、自然との共生) ・3DP技術の活用により、使用材料を削減 ・廃レールの再生 (通常、スクラップ処理している廃レールを、 プリント原材料としてリサイクルし、駅のベンチへと形を変えて再生) ・間伐材の利用 2.設置駅と制作物 ・大阪環状線 弁天町駅 モルタル系素材を使用した3Dベンチ 1基 金属系素材を使用した3DPベンチ 1基 ・JRゆめ咲線 桜島駅 モルタル系素材を使用した3DPプランター 6パーツ(8鉢) 3.制作物の特徴 (1)モルタル系素材を使用した3DPベンチ『スエル』、プランター『ウエル』 ・[ベンチ・プランター共通]構造的物性値および積層界面の一体性が高い素材を用いることで、一般的なモルタル材料と比較して使用数量を2割程度削減 ・[ベンチ]セメントに顔料を加えて着色し、大阪・関西万博イメージカラーを表現 弁天町駅周辺は、川で栄えた歴史があること(江戸時代までは淀川河口に形成された砂州)から、形状については、川の「うねり」を表現 ・[プランター]大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクをイメージした形 ※ネーミングの由来 『スエル』: ベンチに腰を“据える”という意味と、英語で「うねり」を表す“swell(スウェル)”という、二つの意味を込めている。 “swell”の俗語として、「素晴らしい」「見事な」という意味もあり、最新技術を用いた本ベンチに相応しいネーミングと考えた。 『ウエル』: プランターに樹木を“植える”という意味と、英語で「良い」を表す“well(ウェル)”という、二つの意味を込めている。 ベンチの“スエル”と同様の構成を成すネーミングとした。 (2)金属系素材を使用した3DPベンチ『ルーレベンチ』 (共創パートナー:竹中工務店、シモダフランジ、大同特殊鋼、日本ニューロン、SHARE WOODS.、フランウッド) ・脚部フレームの一部に、JR西日本の廃レールを溶解し、溶接ワイヤとして再生 ・座面の木材には近郊の間伐材を活用 ・鉄道線路(レール+枕木)をモチーフとしたデザイン、サイズを採用 (フレーム:レール断面寸法、フレーム間隔:軌道の軌間寸法) ※ネーミングの由来 『ルーレベンチ』: レールを反転させたような形状から、レール⇔“ルーレ”というネーミングとした。“ルーレ”には、仏語で「循環する」という意味があり、廃レールからベンチへと生まれ変わる、本取組みに相応しいネーミングと考えた。 4.イメージ図 *伊藤注:添付画像をご覧下さい。 ※『ルーレベンチ』については、下記リンク先に、設置までの短編動画をアップ予定 リンク先の動画は、ただ今準備中(2025年春頃投稿予定) |
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