NEWS RELEASE：JR＆私鉄 ５
| ひろやす／伊藤(vnnc8158) 2025-02-28 00:17:37 |
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２０２５年２月２６日
東海旅客鉄道株式会社 多様な社員が安心感を持って意欲高く働く制度を整えます 〜育児・介護・治療・転勤にかかわる制度の拡充〜 ●ＪＲ東海ではこれまで、社員一人ひとりが高い意欲を持ち、自律的に生産性の高い仕事をするための働き方の導入や、チャレンジ精神を持って切磋琢磨しながら仕事に取り組むための人事・賃金制度の構築を進めてきました。（既存の制度や各種制度の利用率等に関しては「別紙」をご参照ください） ●今回さらに、多様な社員が一層やりがいを持ちながら安心して長く働くことができる環境の整備を目指し、「育児・介護・治療・転勤」の分野における制度を拡充します。 ▽育児と仕事を両立するための支援として、「子ども手当」や障がい児支援の制度を新設します。 ▽介護に関する休暇の拡充や、不妊や難病治療のための休暇を新設します。 ▽転勤にかかわる支援として、単身赴任者の別居手当の増額などを行います。 １．実施内容 （１）【育児】「子ども手当」や障がい児支援制度等で、子育て支援を拡充します ・「子ども手当」を新設し、22歳未満の子を扶養する社員に対する手当を月額20,000円に増額します。（配偶者を対象とした手当は廃止します。） ・第２子以降の出産祝金を増額し、第１子：200,000円・第２子：300,000円・第３子以降：500,000円を支給します。 ┌───┬───────────────┬───────────────┐ │ │ 現 行 │ 改 正 │ ├───┼───────────────┼───────────────┤ │子ども│○扶養手当 │○子ども手当 │ │ 手当│・22歳未満の子:月額10,000円/人│・22歳未満の子:月額20,000円/人│ │ │・配偶者 :月額 5,000円 │・配偶者 :なし │ ├───┼───────────────┼───────────────┤ │出産 │新生児一人あたり │新生児一人あたり │ │ 祝金│・200,000円 │・第１子：200,000円 │ │ │ │・第２子：300,000円 │ │ │ │・第３子：500,000円 │ └───┴───────────────┴───────────────┘ ・障がいを持つ子を育てる社員が取得できる、障がい児支援の制度を新設します。障害者手帳の交付を受けている子が、18歳に達する年度の年度末まで、時短勤務・短日数勤務・養育休暇・保存休暇を取得可能とします。 ┌───────────────────┬────┬─────┐ │ 障がいを持つ子を育てる社員 │ 現行 │ 改 正 │ ├─────┬─────────────┼────┼─────┤ │時短勤務 │６時間勤務／日 │３歳まで│１８歳まで│ ├─────┬─────────────┼────┼─────┤ │短日数勤務│２〜８日／月・無給休暇 │小６まで│１８歳まで│ ├─────┬─────────────┼────┼─────┤ │養育休暇 │５日／年・無給休暇 │小６まで│１８歳まで│ ├─────┬─────────────┼────┼─────┤ │保存休暇 │失効した年休を累積して取得│１歳まで│１８歳まで│ └─────┴─────────────┴────┴─────┘ （２）【介護】休暇制度の新設・取得要件の緩和を行います ・要介護者を介護する社員が申請できる「短日数勤務制度」を新設し、介護と仕事（泊まり勤務）を両立しやすい仕組みを整えます。 ┌─────┬────────────────┬───────────┐ │ │ 現行 │ 改 正 │ ├─────┼────────────────┼───────────┤ │短日数勤務│ なし │２〜８日／月の無給休暇│ └─────┴────────────────┴───────────┘ ・要介護者を介護する場合の「保存休暇」(※)の取得要件を廃止し、社員の希望に応じて取得できるようにします。 ┌─────┬────────────────┬───────────┐ │ │ 現行 │ 改 正 │ ├─────┼────────────────┼───────────┤ │保存休暇 │年休の残日数が10日以下で取得可能│取得要件を廃止 │ └─────┴────────────────┴───────────┘ ※保存休暇：失効した年休を累積して、一定の条件を満たした場合に取得できる有給休暇 （３）【治療】不妊や難病の治療と仕事を両立するための制度を新設します ・不妊治療を目的とした「出生サポート休職」（最長２年間）を新設し、２回までの分割取得を可能とします。 ┌───────┬──────────────┬───────────┐ │ │ 現行 │ 改 正 │ ├───────┼──────────────┼───────────┤ │不妊治療を │ 自己都合休職 │ 出生サポート休職 │ │目的とした休職│ （最長１年） │（最長２年・分割可能）│ └───────┴──────────────┴───────────┘ ・不妊治療や反復・継続して治療が必要となる疾病等により通院する社員、障がいを持つ社員が取得可能な「治療サポート休暇」（年間５日まで・有給休暇）を新設します。 ┌───────┬──────────────┬───────────┐ │ │ 現行 │ 改 正 │ ├───────┼──────────────┼───────────┤ │治療と両立する│ なし │ 治療サポート休暇 │ │ ための休暇 │ │ （５日／年・有給） │ └───────┴──────────────┴───────────┘ （４）【転勤】転勤にかかわる支援を拡充します ・これまで勤務地別に差があった手当を増額して全地区で一律とし、東京地区から他地区へ転勤する社員の賃金水準を引き上げます。 ・単身赴任者に支給する別居手当を月額 45,000円に増額します。 ┌───────┬───────────┬──────────────┐ │ │ 現 行 │ 改正 │ ├───────┼───────────┼──────────────┤ │勤務地別の手当│東京地区：20,000円／月│東京地区を基準にして引上げ │ │ │その他 ：15,000円／月│（全地区一律：20,000円／月）│ │ 別居手当 │ 40,000円／月 │ 45,000円／月 │ └───────┴───────────┴──────────────┘ ２．実施時期 ・勤務地別の手当見直し：２０２５年４月１日 ・その他 ：２０２５年７月１日 |
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