NEWS RELEASE:JR&私鉄    5
No.480 【東武】N100系スペーシアXが2024年ブルーリボン賞を受賞
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2024-05-24 00:24:26
TOBU NEWS RELEASE
東武鉄道株式会社

                          2024年 5月23日


     新型特急車両N100系 SPACIA Xが
  鉄道友の会「2024年ブルーリボン賞」を受賞しました !!


                             東武鉄道株式会社

 東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区)では、2023年7月15日より運行を開始した新型特急車両N100系SPACIA X(以下、スペーシアX)が、2024年5月23日に鉄道友の会が選定する「2024年ブルーリボン賞」を受賞しました。
 ブルーリボン賞とは、全国規模の鉄道愛好者団体である鉄道友の会が、我が国の鉄道車両の進歩発展に寄与することを目的に、毎年審議して最優秀と認めた車両に授与するもので、当社では1991年に100系「スペーシア」が受賞して以来、33年ぶり2度目の受賞となります。

〈受賞に際しての当社コメント〉
 N100系については、「Connect&Updatable」をコンセプトに、従来の100系「スペーシア」がこれまで築き上げてきた伝統やブランド・イメージを維持・継承しながら、より進化した上質なフラグシップ特急を目指し製作した車両となっております。今回、こうしたデザイン性や機能性、多様性等をご評価いただけたことを大変嬉しく感じております。
 また、スペーシアとしては、2代続けて受賞できたことについても嬉しく感じております。
 今後につきましても、お客様の快適性・利便性向上のために、引き続き取り組んでまいります。

 詳細については別紙のとおりです。


                                 <別紙>

 N100系SPACIAX「2024年ブルーリボン賞」受賞の概要について

1 受賞車両
 東武鉄道新型特急車両 N100系 SPACIA X

2 受賞内容
 「2024年ブルーリボン賞」(鉄道友の会車両顕彰) 

※ブルーリボン賞…全国規模の鉄道愛好者団体である鉄道友の会が、我が国の鉄道車両の進歩発展に寄与することを目的に、毎年1回、前年1月1日から12月31日までの間に日本国内で営業運転を正式に開始した新造および改造車両の中から、選考委員会が選んだ候補車両に対する会員の投票結果に基づき、選考委員会が審議して最優秀と認めた車両を選定し、授与するものです。最優秀車両にブルーリボン賞、優秀車両にローレル賞が授与されます。当社では、1991年に100系「スペーシア」がブルーリボン賞、2018年に500系「リバティ」がローレル賞を受賞しています。

3 選考委員会のコメント(抜粋)
 N100系は、同社のフラグシップ車両に相応しい存在感溢れる外観フォルム、現代トレンドと江戸・日光の歴史文化を融合させた秀逸なデザイン、多彩なバリエーションを誇る機能美に優れた客室設備、最新および実績のある機器類をバランスよく配し、安定した走行・運用を実現するなど、多くのファクターが高い水準でまとめられた車両であり、会員からも高い支持を得たことからブルーリボン賞に選定しました。

                                   以上


                                <参 考>
    東武鉄道新型特急車両 N100系 SPACIA Xについて

1 運行開始日 2023年7月15日(土)
2 形 式 名 N100系
3 導入両数  4編成24両
4 座 席 数 212席
5 導入路線  東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線浅草〜東武日光・鬼怒川温泉駅間
6 車両概要
(1)コンセプト
 「Connect & Updatable〜その人、その時と、つながり続けるスペーシア〜」
 鉄道の物理的なつながりに留まらず、様々な情報やサービスを更新し提供することで、車両に乗り込んだ瞬間から、お客様それぞれにとって「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」とつながることができ、幾度も同エリアを訪れたくなる特急を目指します。

(2)車両デザイン
 従来のスペーシアのフォルムを現代に進化させ、デザインに取り入れました。カラーリングは日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた「胡粉(ごふん)」の白を彷彿とさせる高貴な白をイメージし、窓枠は鹿沼に伝わる組子や、竹編み細工といった江戸の手仕事を思わせる丁寧につくられた工芸品のような佇まいで、大切なものを包み込んでいるかのような期待を演出しています。

(3)座 席
 従来のスペーシアにある個室も継承するほか、ラウンジなど新たに様々なタイプの座席を用意することで、より上質な空間を提供するとともに、幾度も乗車したくなる特急を目指します。

(4)カフェカウンター(GOEN CAFE SPACIA X)
 「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」と出会える場となるため、新しいものを積極的に取り入れ、ここでしか出会えない五感で楽しむ商品等を提供します。

(5)カーボンニュートラルな運行
 従来のスペーシアと比べ、CO2排出量を最大40%削減します。また、運行の使用電力相当分は、全て再生可能エネルギー由来の電力に実質的に置き換え、CO2排出量を実質「ゼロ」としています。

7 その他の受賞歴
(1)「2023年度グッドデザイン賞」
 (公益財団法人日本グッドデザイン振興会主催)
(2)「iF DESIGN AWARD 2024」(iF International Forum Design GmbH主催)

 新型特急スペーシアX(SPACIA X)特設サイト:
  https://www.tobu.co.jp/spaciax/ 
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
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