公益財団法人大田区文化振興協会(@Press) 2022-09-07 11:00:00 |
公益財団法人大田区文化振興協会(所在地:東京都大田区、理事長:津村正純)は、現代アート事業〈マチニエヲカクVOL.4〉を開催いたします。本展は、『大洲大作 Logistics/Rotations』と題し、写真を軸に人の営みを光と影で捉え直す行為を続ける美術家・大洲大作が蒲田の街に映像を仕掛けるインスタレーションです。会場は、JR・東急蒲田駅東口周辺(別添地図参照)、会期は、2022年9月30日(金)から10月10日(月・祝)です。
画像1: マチニエヲカク 大洲大作 Logistics/Rotations キービジュアル 【開催概要】 タイトル :大洲大作 Logistics/Rotations 会期 :2022年9月30日(金)〜10月10日(月・祝) 18:30〜21:00(会期中無休) 会場 :JR・東急蒲田駅東口周辺 地図参照 蒲田駅東口下車(JR京浜東北線/東急多摩川線・池上線) 徒歩3分/京急蒲田駅西口下車徒歩7分 観覧料 :無料 主催 :公益財団法人大田区文化振興協会、大田区 後援 :一般社団法人大田観光協会 特別協力 :市川平 機材協力 :キヤノン株式会社 会場協力 :NTT東日本 株式会社チッタ エンタテイメント 明治安田生命保険相互会社 明治安田ビルマネジメント株式会社 株式会社レックス、月村敏江 撮影・取材協力:株式会社アットカマタ 蒲田東口商店街商業協同組合、有限会社関鉄工所 SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ、田宮惟吉 映像資料提供 :米国国立公文書館 広報協力 :京浜急行電鉄株式会社 東急電鉄株式会社 (個人名全て敬称略) 情報詳細 申込はこちら ( https://www.ota-bunka.or.jp/event/sponsored/ota_art_project/draw_in_the_city/logistics_rotations ) 画像2: マチニエヲカク 二次元バーコード ■関連イベント(予約制・参加費無料) 参加方法:専用応募フォームから申込(9月1日(木)10:00〜9月15日(木)23:59) (1) アーティスト・トーク 日時 :10月1日(土) 19:00から 会場 :第二美須ビル4階 会議室(大田区蒲田5-20-10) 定員 :50名 ※定員を上回る応募の場合は、抽選 出演 :大洲大作(アーティスト) 聞き手:伊藤隆介(実験映像作家・美術家) 内容 :本作の制作背景などを、アーティスト自らが語ります。 (2) ガイドツアー 日時 :10月2日(日)、10日(月・祝) 19:00から 集合場所:参加者のみ、メールでお知らせいたします。 定員 :20名 ※定員を上回る応募の場合は、抽選 対象者 :小学生以上 画像3: マチニエヲカク 会場地図MAP 【概要】 蒲田から羽田へ、海の向こうへと続いた羽田航空基地側線。 今ふたたび、果てなき廻転を街に描き出す試み。―――大洲大作 本作は、写真を軸に人の営みを光と影で捉えなおす行為を続ける美術家、大洲大作が蒲田の街に映像を仕掛ける、新制作のインスタレーションです。2019年「未完の螺旋」、2022年「Loop Line」に連なる作品であり、史実に残る引き込み線の記録を基に制作されています。 舞台は、終戦後の蒲田(大田区)であり、かつてその街を走っていた線路の道筋です。昭和初期に町工場とその働き手の倍増により地域経済を大きく発展させた蒲田は、戦時下の空襲で、約8割が焼け野原となり、終戦を迎えます。昭和21年3月、現在の蒲田駅東口周辺に、羽田飛行場拡張建設工事用資材などの輸送ルートとして省線(現・JR)蒲田駅から京浜(現・京急)蒲田駅を通る貨物線敷設工事が進められました。翌年に完成した線路の上を、多い日は1日に175両もの車両が蒲田の街を走り、厚木米軍砂利採石場などから羽田航空基地まで、資材をはじめ物資や兵員を運び続けたといいます。 ふたつの蒲田駅を結んで続くその痕跡を、線路を去来したもの/ひとの記憶に辿る本作。ぜひ、ご高覧ください。 【作家略歴】 大洲大作(OOZU Daisaku) 美術家。列車などの車窓にうつろい滲む、営為をうつす光そして影を掬い上げる《光のシークエンス》、果てなく廻り続ける環状線に現在をうつす《Loop Line》などを制作。 近年の主な制作に、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2022」(六甲山芸術センター, 兵庫, 2022/開催中)、「大洲大作 Loop Line」(eitoeiko, 東京, 2022/個展)、「大洲大作 未完の螺旋」(京成電鉄 旧・博物館動物園駅, 東京, 2019/個展)、「めがねと旅する美術展」(青森県立美術館/島根県立石見美術館/静岡県立美術館, 青森/島根/静岡, 2018-19)、「あいちトリエンナーレ×アートラボあいち site & art 02 窓から。」(アートラボあいち, 愛知, 2018)、「写真+列車=映画 市川平 大洲大作 瀬尾俊三」(カマタ_ソーコ, 東京, 2017)、「始発電車を待ちながら」(東京ステーションギャラリー, 東京, 2012-13)などがある。 画像4: 大洲大作 【本展の見どころ】 (1) 幻の線路の道筋に仕掛けられた映像インスタレーション 戦後、蒲田駅東口周辺は、省線(現・JR)蒲田駅と京浜(現・京急)を繋ぎ、羽田飛行場へと続く鉄道が走っていました。現在はすでにない鉄道について、公式資料に残る僅かな記録や、当時を知る人々の記憶を基に制作された作品です。 (2) ガイドツアー 10月2日(日)と10日(月・祝)に、アーティストの解説で本作を鑑賞するツアーです。 (3) OTAアート・プロジェクト | マチニエヲカク 公益財団法人大田区文化振興協会が主催する地域密着型のアート・プロジェクトです。大田区の文化資源(ヒト・モノ・コト)とともにアートを創り、地域の活性化を目的としています。現代アート部門《マチニエヲカク》では、街なかにアートを仕掛け、新たな風景を創出します。 本展は「蒲田★今昔物語」( https://www.ota-bunka.or.jp/event/sponsored/ota_art_project/kamata_konjyaku_monogatari )関連企画として、蒲田の歴史にアプローチする作品を大洲氏に依頼し、制作いただいています。 これまでの《マチニエヲカク》 HP: https://www.ota-bunka.or.jp/event/sponsored/ota_art_project/draw_in_the_city ■第1弾「水と風のひかり」 インスタレーション展示 中島崇(現代美術作家)×洗足池公園 2020年9月19日(土)―10月11日(日) 洗足池公園の美しい景観を生み出す自然現象を、透明なストレッチフィルムに編み込むように設置した作品です。 【関連企画】 (1) オープニングイベント(関係者のみ) 2020年9月19日(土)19:00〜20:00開催 市川平による特殊照明パフォーマンス (2) 子ども向けワークショップ「ひかりの散歩」 2020年9月26日(土)・27日(日)18:30〜19:30開催 講師 :中島崇 ゲスト:市川平 画像5: マチニエヲカク第1弾「水と風のひかり」(Photo:Ryotaro Horiuchi) ■第2弾「蒲田リアクター計画」 映像(YouTube) 市川平(特殊照明作家)×モニュメント「上昇気流」 2021年4月16日(金)―現在公開中 JR蒲田駅東口駅前広場の巨大モニュメントの中心から、360度特殊照明による光を放射するパフォーマンスを撮影した映像作品。 YouTube公式アカウントにて映像を公開中( https://youtu.be/6tA4njtpoC8 ) 画像6: マチニエヲカク第2弾「蒲田リアクター計画」(Photo:Daisaku OOZU) ■第3弾「徹虚 加藤智大」インスタレーション展示 加藤智大(アーティスト)×HUNCH 2022年2月26日(土)―3月12日(土) 大田区ゆかりのアーティストの代表作・全てを鉄で設えた茶室「鉄茶室 徹亭」の展示。有用性が本来の用途そのままに、非日常に変化する。工芸と現代アート。モノと技術そしてコンセプトの在り方を問う作品。 【関連企画】 (1) 内覧会(関係者のみ) 2022年2月26日(土)17:30―19:00 (2) 呈茶(予約者のみ) 2022年3月5日(土)、11日(金)、12日(土) (3) 各日3回 定員6名。 《鉄茶室 徹亭》内で、略式のお茶体験 (4) アーティストトーク(YouTube動画) 2022年4月8日(金)―現在公開 (アーティストトークVOL1: https://youtu.be/SMvMKiNmwPk /アーティストトークVOL2: https://youtu.be/NqIuNn0GmzI ) 画像7: マチニエヲカク第3弾「徹虚_加藤智大」(Photo:Daisuke Takakura) ■公益財団法人大田区文化振興協会について 名称 : 公益財団法人大田区文化振興協会 代表者 : 理事長 津村 正純 所在地 : 東京都大田区下丸子3-1-3 大田区民プラザ内 設立 : 1987年(昭和62)7月 URL : https://ota-bunka.or.jp/ 事業内容: ・大田区内文化施設の管理運営 ・公演、展示等の様々な芸術・文化振興事業の主催と実施 ・区民の自主的文化活動の支援 等 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press |
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