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No.1338 岐阜県における持続可能な観光を牽引する「NEXT GIFU HERITAGE 〜岐阜未来遺産〜」2つの認定プログラムを発表!
岐阜県広報課(@Press) 2023-06-12 16:00:00
             岐阜県では、持続可能な観光の先進的取組みであり、かつ将来的に世界に選ばれる旅先となり得る観光プログラムを「NEXT GIFU HERITAGE 〜岐阜未来遺産〜」として認定する新制度を2022年6月にスタートしました。
 制度開始と同時に募集を行い、認定委員会による書類審査と現地調査を経て、2023年6月12日(月)に「飛騨小坂〜自然のめぐみを体験、滝めぐり、湯めぐり〜」「恵那岩村の山城・城下町と農村景観めぐり」の認定を発表しました。
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飛騨小坂〜自然のめぐみを体験、滝めぐり、湯めぐり〜
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恵那岩村の山城・城下町と農村景観めぐり

 県では、2007年度から、自然や歴史、文化等の地域資源を掘り起こし、全国に通用する観光資源として磨き上げる「岐阜の宝もの」認定プロジェクトとして、いち早くサステイナブル・ツーリズムに取り組んできました。そして、昨年度、「岐阜の宝もの」認定基準に持続可能な観光(サステイナブル・ツーリズム)の国際指標を取り入れた新たな制度として、「NEXT GIFU HERITAGE 〜岐阜未来遺産〜」プロジェクトをスタートさせました。
 本日開催された「GIFUサステイナブル・ツーリズムフォーラム」では、初の認定式を行うとともに、認定地域の取組発表や、認定委員会委員によるトークセッションが行われました。

【認定プログラムの概要】
1.「飛騨小坂〜自然のめぐみを体験、滝めぐり、湯めぐり〜」
 清流の国ぎふの豊かな滝や温泉を体験できるプログラム。

<認定ポイント>
・自然保護など地域を守る姿勢や、資源としての完成度が高い。
・「岐阜の宝もの」認定以降の努力や、関係者の熱意は評価に値する。
・下呂市の持続可能な観光の取組全体のイメージ形成に極めて重要な存在であり、下呂温泉との連携による今後の誘客拡大が期待できる。

2.「恵那岩村の山城・城下町と農村景観めぐり」
 八百年余年の歴史を持つ三万石の城下町周辺地域の文化や歴史を体験できるプログラム。

<認定ポイント>
・城跡と城下町が美しく、古き良き日本の姿を楽しめる観光地として秀逸。
・里山も含めて「日本の田舎の風景」として、外国人にもアピールできる。
・地域の人たちが暮らしの中で、きちんと街並みを保存してきた努力は高く評価できる。

 今後、この「NEXT GIFU HERITAGE 〜岐阜未来遺産〜」は、白川郷や飛騨高山といった世界から選ばれている主要観光地に続く新たな核として、国内外に向けてその魅力を積極的に発信するなど、岐阜県の観光誘客及び観光消費額の拡大につなげていきます。


◆「NEXT GIFU HERITAGE 〜岐阜未来遺産〜」認定プログラムの紹介

1.『飛騨小坂〜自然のめぐみを体験、滝めぐり、湯めぐり〜』
 下呂市の北部、霊峰御嶽山の西に広がる「日本一滝の多い町」下呂市小坂町。御嶽山の過去2度の噴火による溶岩によって作られた滝は、落差5m以上のものだけでも200以上。「小坂の滝めぐり」は、ガイド付きのトレッキングツアーをはじめ、夏はシャワークライミング、冬は神秘的な氷瀑めぐりなど、通年で様々な表情の滝を楽しむことができます。

 また、小坂温泉郷は日本では希少な高濃度天然炭酸泉や、標高1,800mの秘湯など、温泉めぐりも楽しめます。また、下呂温泉と連携した宿泊滞在型のツアーも提供しています。「清流の国ぎふ」を象徴するこのエリアで、心も体も満たされる自然の恵みを巡る旅をお楽しみください。

<通年楽しめる圧巻の滝めぐり>
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真夏の清流アクティビティ「シャワークライミング」
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深い雪に閉ざされた森の中に現れる氷瀑の絶景

<癒しの天然温泉めぐり>
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滝と緑に囲まれた温泉地、小坂温泉郷と 日本三名泉のひとつ下呂温泉でリラックス

〔構成要素〕
・小坂の滝、巌立峡、がんだて公園、小坂温泉郷、下呂温泉

〔アクセス〕
・JR名古屋駅からJR下呂駅経由、飛騨小坂駅まで約2時間
 ※ガイドツアー参加者は、飛騨小坂駅や小坂温泉郷の宿泊施設から無料送迎有り
・小坂の滝から小坂温泉郷までは、車約7分、自転車約15分、徒歩約45分
・小坂の滝から下呂温泉郷までは、電車約20分、車約45分


2.『恵那岩村の山城・城下町と農村景観めぐり』
 岐阜県南東部にある恵那市岩村町は、八百年余年の歴史を持つ三万石の城下町として、今も城山に本丸跡や、石垣を残す日本百名城のひとつ岩村城跡をはじめ、重要伝統的建造物群保存地区に選定された歴史ある町並み(岩村本通り)や、数多くの旧跡を有する情緒あふれる史跡観光の町です。NHK連続テレビ小説「半分、青い。」のロケ地としても知られ、農村景観日本一と称される里山の風景や、朴葉寿司やからすみなどのご当地グルメも楽しむことができます。

 岩村城跡や城下町のガイドツアーをはじめ、郷土食を体験するツアー、地元農家と連携したアグリツアーなど、岩村ならではの歴史、文化、暮らしが体験できます。昔懐かしい「心のふるさと」恵那岩村で、ノスタルジックな旅をお楽しみください。

<日本三大山城「岩村城跡」>
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総延長1.7kmに及ぶ壮大な石垣が残る

<古き良き町並み>
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江戸時代の面影を残す岩村城下町は食べ歩きにも最適

<日本一の農村景観>
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眼下に広がる総面積約150haの田園

〔構成要素〕
岩村城址・岩村城下町、農村風景(岩村町富田地区)、里山の食文化(朴葉寿司、五平餅、からすみ、寒天、発酵食品)

〔アクセス〕
・JR名古屋駅からJR恵那駅経由、明知鉄道岩村駅まで約2時間
・岩村城下町から農村風景までは、車5分、自転車10分、徒歩40分


◆「NEXT GIFU HERITAGE 〜岐阜未来遺産〜」とは
 岐阜県における持続可能な観光の先進的取組みであり、世界から選ばれるデスティネーション(旅先)となることが期待できる観光プログラム。

【認定の条件】
(1)社会・経済・環境面において持続可能であること
(地域・住民から受け入られていること、直接的・間接的な経済効果があること、環境に配慮されていること)
(2)国内外からの誘客が期待できること
(3)将来的に世界遺産登録など国際的な評価を目指すものであること

■「岐阜の宝もの」と「NEXT GIFU HERITAGE 〜岐阜未来遺産〜」の違い
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「岐阜の宝もの」/「岐阜未来遺産」

■認定のメリット
・認定後は、国内外に向け県が大々的にプロモーションを行います。
・地域が行う受入環境整備や魅力向上の取組を県の補助制度により重点的に支援します。

■認定基準について
 「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」を準拠しつつ、「地域特性との一致度」や「既存観光資源・広域連携の可能性」など岐阜県独自の9つの項目を付加しました。

■審査の流れ
 認定委員会による書面審査(1次審査)及び現地調査(2次審査)を実施した上で、選考を行います。
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岐阜未来遺産認定委員会委員
                                        

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