NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.918 【国土交通省】新青森〜新函館(仮称)間 工事実施計画の変更認可
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2016-04-26 21:55:21
[出典:国土交通省ホームページ]
国土交通省

北海道新幹線(新青森・新函館(仮称)間)工事実施計画の変更認可について

                             平成28年4月26日

鉄道・運輸機構より申請のあった北海道新幹線新青森・新函館(仮称)間の工事実施計画の変更について、本日付で認可を行いました。同変更は、北海道新幹線新青森・新函館(仮称)間の工事予算等を変更するものです。

全国新幹線鉄道整備法第9条第1項の規定に基づき独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から平成28年3月30日付けで申請のあった北海道新幹線新青森・新函館(仮称)間の工事実施計画の変更について、同法第9条第4項の規定に基づき北海道及び青森県へ意見聴取し、回答を得ましたので、平成28年4月26日付けで認可したことをお知らせいたします。

〔主な変更認可内容〕
○ 工事予算を「5,508億円(平成23年4月価格)」より
       「5,783億円(平成26年4月価格)」に変更



      北海道新幹線新青森・新函館(仮称)間工事実施計画の概要

1.線路の概要
(1)区  間 新青森・新函館 (仮称)間
(2)駅の位置 新青森駅    (既認可:青森県青森市)
        奥津軽(仮称)駅(新設:青森県東津軽郡今別町)
        木古内駅    (併設:北海道上磯郡木古内町)
        新函館(仮称)駅(併設:北海道北斗市)
(3)車庫施設及び検査修繕施設の位置
        函館総合車両基地(北海道亀田郡七飯町飯田、北斗市稲里)
(4)線路延長 148km790m(共用区間約82.0kmを含む)

2.工事方法の概要
(1)最高設計速度 260km/h
(2)工事延長約 148.3km(新線区間約66.3km、共用区間約82.0km)
    路  盤:約10.2km(約 7%)
    橋りょう:約 6.0km(約 4%)
    高 架 橋:約35.4km(約24%)
    トンネル:約96.7km(約65%)
(3)当該区間の主要な施設概要
    最小曲線半径   基本4,000m
    最 急 勾 配    20.8‰
    軌    間   1,435mm
    軌道中心間隔   4.3m以上
    列車の制御方式  列車間の間隔を確保する装置による方法
    通信設備の概要  光搬送設備及び列車無線設備
    電車線の電気方式 交流25kV
    電車線の吊架方式(青函トンネル区間はヘビーコンパウンドカテナリ方式、その他の区間はシンプルカテナリ方式)
    き電用変電所   2箇所
(4)工事費 5,783億円
(5)工事の完了予定時期 平成31年度末

                     ※下線部は、今回認可による変更事項。