ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-09-05 22:58:18 |
News Release JR西日本
2022年 9月 5日 西日本旅客鉄道株式会社 大阪府「環境配慮消費行動促進に向けた脱炭素ポイント付与制度調査検討事業」 への参画の決定について JR西日本グループは、気候変動への対応を将来にわたっての事業継続のための重要な経営課題であると認識し、脱炭素社会の実現とSDGsの達成に貢献していくため、環境長期目標「JR西日本グループゼロカーボン2050」を策定し、2050年にグループ全体のCO2排出量「実質ゼロ」、また、その達成に向けた中間目標として、2030年度にCO2排出量46%削減(2013年度比)を達成することをめざしてCO2排出削減の取り組みを進めています。 大阪府では、2050年の府域のCO2排出量「実質ゼロ」実現をめざし、府民の脱炭素に向けた意識改革・行動変容を図るため、生産・流通過程でのCO2排出が少ない商品やサービスの購入といった環境優位の消費行動にインセンティブを付与する脱炭素ポイント制度の構築や普及・拡大、効果的かつ持続的な制度のあり方を検討されています。これに関し、大阪府による調査検討事業が計画され、本年7月に参画事業者の公募が実施されました。JR西日本グループでは、同事業の趣旨に賛同し、以下の計画により参画事業者へ応募しておりましたところ、この度、参画を採択いただきましたのでお知らせします。 1.採択された実施計画 鉄道のご利用を脱炭素に資する消費行動と定義し、JR西日本が提供する移動生活ナビアプリ「WESTER」を用いたデジタルスタンプラリーにより、お出かけでの鉄道のご利用といった脱炭素に資する消費行動を促す、いわゆるナッジ(※)を実施するとともに、ラリーの特典としてICOCAポイントをプレゼントいたします。 具体的な実施内容は今後、大阪府「脱炭素ポイント制度推進プラットフォーム」並びに本事業の他の参画事業者との協議・調整を経て決定いたします。 なお、環境を切り口としたナッジを実施する取り組みは当社グループとして初めての試みです。 ※ナッジ:「そっと後押しする(英語nudge)」に由来し、行動の結果の見える化やフィードバック等を通じ、自発的な行動変容を促す行動科学の知見を活用した手法の総称であり、環境配慮行動や健康配慮行動といった分野での活用に関心が高まっています。 2.実施時期 2022年秋頃から3ヶ月程度 JR西日本グループは地域の皆さまと共に脱炭素社会実現に向けた仕組みづくりに参画し、気候変動への対応をはじめとする地球環境保護の取り組みを通じて、事業活動の基盤である社会の持続可能性を高め、お客様の暮らしを支えつつ、社会インフラ企業グループとしての使命を果たし続けることで、当社グループのめざす未来である「人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会」の実現に貢献してまいります。 (関連情報) ■大阪府報道発表資料(大阪府WEBサイトより) https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=45330 ■JR西日本グループの地球環境保護の取り組み(当社WEBサイトより) https://www.westjr.co.jp/company/action/env/ ■移動生活ナビアプリ「WESTER」 “手のひらで西日本をマスターしよう!“をテーマにした新常態の移動生活をサポートするJR西日本公式のMaaSアプリです。(https://www.jr-odekake.net/railroad/wester/) |
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