ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-05-30 21:54:32 |
2022年5月30日
東海旅客鉄道株式会社 東海道新幹線の新しい降雨運転規制の導入について 東海道新幹線では、沿線等に設置した59箇所の雨量計を用いて、降雨量が規制値に達した場合に徐行や運転見合わせなどの運転規制を実施し、安全を確保しています。 このたび、一層の安全確保を目的として、線路から離れた場所を発生源とする土石流に備えるため、土砂災害の発生危険度の把握に優れた指標である「土壌雨量指数」を用いた運転規制を導入しますのでお知らせします。 1.概要 雨量計による運転規制は、現在「時雨量」、「連続降雨量」、「10分間雨量」の3つの指標によって行っています。このたび、これらの規制に加えて、土石流が発生した際に東海道新幹線の運行に影響を及ぼす恐れのある箇所を対象に、気象庁が配信する「土壌雨量指数※1」を用いた運転規制※2を導入します。 ※1 「土壌雨量指数」は、降った雨が土壌中に水分量としてどれだけ溜まっているかを数値化した指標で、各地の気象台等が発表する大雨警報(土砂災害)や土砂災害警戒情報等の判断基準に用いられています。 ※2 運転見合わせおよび徐行 表:東海道新幹線の降雨運転規制(運転見合わせの場合) ┌───┬────┬─────┬──────┬─────────┐ │ │ 時雨量 │時雨量+ │連続降雨量 │ 土壌雨量指数 │ │ │ │連続降雨量│+10分間雨量│ (今回導入) │ ├───┼────┼─────┼──────┼─────────-┤ │規制値│60mm以上│40mm以上 │ 300mm以上 │過去の経験雨量等を │ │ │ │+150mm以上│ +2mm以上│ 基に設定した数値│ └───┴────┴─────┴──────┴─────────┘ 2.開始時期 2022年6月1日(予定) |
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