NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.787 (Re:786) 別紙(1/2)
ほりうち(ccbu8181) 2016-03-24 23:24:35

 安全・安定輸送の確保(1) (設備投資額:1,550億円)


鉄道事業の原点である安全・安定輸送の確保を最優先に取り組みます。

<東海道新幹線>
・土木構造物の健全性の維持・向上を図るため、技術開発成果を導入し施工方法を改善するなど、不断のコストダウンを重ねながら大規模改修工事を着実に進める。
脱線・逸脱防止対策について、敷設工法を開発した無道床橋りょう部や伸縮継目部を対象に加え、引き続き進める。
浜松工場の建替・耐震補強等のリニューアル工事を進め、新しい検修ラインによる車両の全般検査(オーバーホール)を開始する。

(参考)
・新幹線の大規模改修工事:平成28年度340億円(平成28〜31年度1,450億円)
・新幹線の脱線・逸脱防止対策:脱線防止ガード約70q(平成28年度)
・浜松工場リニューアル:平成29年1月新ラインによる全般検査開始予定


<在来線>
高架橋柱等の耐震化名古屋工場、駅舎等の建替・耐震補強工事等を引き続き進める。
静岡地区東海道本線の運行管理システム取替工事や落石対策、踏切保安設備改良等を引き続き進める。
・台風等により列車運行への影響が予想される場合、お客様への周知を図って事前の計画運休や早期の抑止を行うとともに、速やかに運転再開するための取組みを深度化する。
<訓練等>
・自然災害等の異常時に想定される様々な状況に対応すべく、実践的な訓練を実施する。
伊勢志摩サミット開催にあたり、関係機関と連携し、駅や車内等の安全確保に努める。

(参考) ・静岡地区東海道本線運行管理システム取替:平成29年秋



 輸送サービスの充実 (設備投資額:400億円)

東海道新幹線、在来線ともに、引き続き輸送サービスの充実に取り組みます。
<東海道新幹線>
「のぞみ10本ダイヤ」を活用して、お客様のご利用の多い時期や時間帯に、需要にあわせたより弾力的な列車設定に引き続き取り組む。
・N700A(2次車)の投入を引き続き進めるとともに、地震ブレーキの停止距離の短縮等の技術開発成果を反映させた新たなN700A(3次車)の投入を開始する。
・更なるセキュリティ向上を図るため、客室内等への防犯カメラ増設工事に着手する。
・品川駅、新横浜駅において、可動柵の追加設置工事を進める。

<在来線>
「しなの」「ひだ」等の特急列車について、需要にあわせ弾力的に増発や増結を行う。
自由通路新設及び橋上駅舎化の計画を引き続き進め、草薙駅、新所原駅、高山駅、春日井駅で順次供用を開始する。
・駅におけるエレベーター、多機能トイレの設置や内方線付き点状ブロックへの取替等のバリアフリー設備の整備を引き続き推進する。

(参考)
・N700A :1・2次車平成28年度までに31編成投入(平成28年度6編成)
      3次車平成31年度までに20編成投入(平成28年度1編成)

・自由通路及び橋上駅舎供用開始予定
 平成28年秋:草薙駅、高山駅、春日井駅
 平成28年末:新所原駅


 超電導リニアによる中央新幹線計画の推進 (設備投資額:1,130億円)

本格的な工事に着手した超電導リニアによる中央新幹線計画について、安全と環境、地域との連携を重視して着実に取り組みます。
・中央新幹線計画については、健全経営と安定配当を堅持し、柔軟性を発揮しながらプロジェクトの完遂に向けて着実に取り組む。
・中央新幹線品川・名古屋間の工事実施計画(その1)について、地域との連携を密にしながら、測量、設計、用地取得等を計画的に遂行する。
・工期が長期間に亘り難易度が高い、南アルプストンネル、品川駅、名古屋駅をはじめ、必要な準備が整ったところについて、工事の安全と環境の保全を重視し、工事を着実に進める。
・中央新幹線の高度かつ効率的な運営・保守体制の構築に向けて取り組む。

(参考)
・平成27年12月18日南アルプストンネル新設(山梨工区)安全祈願・起工式を実施
・平成28年1月27日品川駅新設(北工区・南工区)安全祈願・起工式を実施
・平成28年2月8日南アルプストンネル新設(長野工区)工事契約を締結

撮影日:
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キャプション: 安全・安定輸送の確保(1)
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キャプション: 安全・安定輸送の確保(2)
画像サイズ: 1024×274(31%表示)
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キャプション: 輸送サービスの充実
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キャプション: 超電導リニアによる中央新幹線計画の推進
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