NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.7801 【東武】南栗橋駅前エリアで産官学5者連携協定を締結
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-11-10 21:08:59
                              2021年11月10日
                               埼玉県久喜市
                             東武鉄道株式会社
                           トヨタホーム株式会社
                          イオンリテール株式会社
                       早稲田大学 小野田弘士研究室


【久喜市、東武鉄道、トヨタホーム、イオンリテール、早稲田大学 小野田研究室】
           5者による連携協定を締結
      〜次世代のサステナブルな街づくりを
          産官学連携で推進〜

「BRIDGE LIFE Platform
(ブリッジライフプラットフォーム)構想」を策定



 埼玉県久喜市(以下:久喜市)、東武鉄道株式会社(以下:東武鉄道)、トヨタホーム株式会社(以下:トヨタホーム)、イオンリテール株式会社(以下:イオンリテール)、早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科小野田弘士研究室(以下:早稲田大学小野田研究室)は、埼玉県久喜市の南栗橋駅前エリアを舞台に産官学連携による次世代の街づくりを推進するプロジェクトとして、「BRIDGE LIFE Platform(ブリッジライフプラットフォーム)構想」を策定しました。
 そして、2021年11月10日、この街づくりに取り組む5者が緊密に連携し協力するため、「まちづくりに係る連携・協力に関する協定書」を締結しました。

▽南栗橋駅前エリアにおける5者連携の次世代の街づくり
 南栗橋駅前エリアは、豊かな自然に近く、かつ都心へ直結しており、「都心」と「自然」の両方の魅力を享受できる立地です。
 昨今のコロナ禍で、リモートワークの推進によるワークスタイルの変化やデジタル化が一気に加速する中、郊外生活の需要が高まりつつあります ※。都心で働くファミリー層からは、家族との時間を増やせる街、子どもと暮らしやすい街、遊びと仕事が両立できる街が求められています。このようなニーズを実現するため、南栗橋駅前エリアにおいて、人々が健康で幸せに生きることのできる次世代の街づくりや新たな生活様式を創出するプラットフォームとして、本プロジェクトを立ち上げました。
 本プロジェクトでは、久喜市、東武鉄道、トヨタホーム、イオンリテール、早稲田大学小野田研究室の 5者が連携しながら、住宅・商業・生活利便施設・公共施設(公園等)からなる新たな街づくりを推進します。
  ※出典:「2020年首都圏新築分譲一戸建て契約者動向調査」リクルート調べ

▽BRIDGE LIFE Platform構想
 本プロジェクトでは、多世代の方々が暮らす視点において、南栗橋駅前エリアをより満足度の高い街にすべく、「BRIDGE LIFE Platform構想」を策定し、産官学一体で暮らしを豊かにする新しいライフスタイルを実現することを目指していきます。
 同構想のもと、南栗橋駅前エリア約 16.7haの範囲において街づくりを進め、 2022年 5月に街びらきを行う予定です。

〜「BRIDGE LIFE Platform構想」の主なポイント〜
・南栗橋の立地を活かし、人と人、東京と自然など様々なファクターをつなぐ「 BRIDGE(ブリッジ)」をコンセプトに、多くの施設・サービスが揃い、社会・自然・都市とのつながりを通じて健康で幸せに生きる基盤づくりを行い、持続可能な都市「サステナブルシティ」を目指します。

<南栗橋「BRIDGE LIFE Platform構想」概要>
■開発エリア
 埼玉県久喜市南栗橋八丁目ほか

■総面積 /約 16.7ha 

■4つの街区から構成される、産官学一体の街づくりについて
@戸建街区・クラブハウス(トヨタホーム、東武鉄道)
 街区面積 /約 3.8ha(戸建街区全 4.7haの一部)
 建設予定数 /172戸
 今後の予定 /2022年 5月の街びらきを目指して計画を進めて参ります。
(検討概要)
 「サステナブルシティ」の実現を目指し、先進設備を採用したスマートタウンの開発に取り組みます。 5GWi-Fi敷設によるリモート環境も整備し、「働く場所」と「住まう場所」の機能を整備します。また、歩車分離をはじめ、各所への防犯カメラ設置、無電柱化、地盤強化など、災害時だけでなく、普段の生活においても安心して暮らせる街を目指します。そのほか、クラブハウスを整備し、住民間でのイベントやワークショップなども実施予定です。 

A商業街区(イオンリテール)
 街区面積 /約 2.4ha
 開業予定時期 /2022年 5月予定
(検討概要)
 スーパーマーケットなど商業施設の開業を予定しており、地域に住まう方々の利便性を高めるとともにコミュニティ形成の場を目指します。 

B生活利便街区(東武鉄道)
 街区面積 /約 2.5ha
(検討概要)
 高齢化を迎える周辺エリアの方々や、新たに住まうファミリー層に対し、子育てや介護のサポートを果たすため、保育所やシニア施設を誘致しました。地域に住まう方々が健康で幸せに暮らしながらコミュニケーションを図ることのできる場所づくりを目指します。 

C公園等(久喜市)
 公園面積 /約 3.6ha
 スポーツ広場面積 /約 3.5ha
(検討概要)
 遊歩道や桜並木沿いにベンチを設けるなど、街に住む人々が気軽に集まり、交流できる場所の創出や、家族で気兼ねなく遊んだりピクニックもできる大きな公園のリニューアルなどにより、郊外だからこそ実現できるリラックスして過ごせる空間を作り出します。 

Dその他(早稲田大学 小野田研究室)
 自動宅配の実証実験をはじめとした次世代モビリティシステムを導入し、環境配慮など社会課題の解決とともに、住民の利便性向上を目指すサービスを展開します。

■プロジェクトHP https://blp-pj.jp/  (2021年11月10日公開予定)
 <プロジェクトイメージ図> *伊藤注:添付画像をご覧下さい。

▽5者連携協定の締結
 本プロジェクトに参画する久喜市、東武鉄道、トヨタホーム、イオンリテール、早稲田大学小野田研究室では、相互に連携、協力し、本プロジェクトの円滑な推進、同構想の実現のため、 2021年 11月 10日(水)に「まちづくりに係る連携・協力に関する協定書」を締結しました。

▽協定の内容
(1)魅力ある街づくりに関すること
(2)サステナブルな街づくりの推進に関すること
(3)地域経済の発展に関すること
(4)環境保全に関すること
(5)その他、住民サービスの向上に関すること

▽協定における各者の役割
・久喜市:持続可能な都市「サステナブルシティ」として、公園の整備や遊歩道の整備をはじめ、多くの方々に選ばれる魅力的な街づくりに向けた政策を展開。
・東武鉄道:長年にわたる輸送サービスの提供と沿線における街づくりの経験を活かし、トヨタホームと共に戸建街区でのプロジェクトを推進し、南栗橋エリア全体における街づくりのコーディネート。
・トヨタホーム:戸建街区でのプロジェクトを主導し、先進のスマートタウンの開発や街づくりによる、地域への貢献。
・イオンリテール:最新のデジタル技術を活用、環境にも配慮しつつ、地域に住まう方々が便利に、楽しく安心して暮らせる「コミュニティの場」を創出。
・早稲田大学小野田研究室:自動宅配の実証実験をはじめとした、地元企業との協業による、先進的な暮らしの実現。

※掲載の内容は計画段階のものであり、今後変更となる場合がございます。
※掲載の全体開発計画CGは現地周辺の空撮写真(2021年10月撮影)に現段階での計画内容を合成したもので実際とは異なります。
※掲載の街区イメージイラストは全体開発計画をイメージとして描き起こしたもので実際とは異なります。

撮影日:
撮影場所:
キャプション:
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