ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-04-10 00:42:11 |
2021年4月9日
令和3年度 知財功労賞(オープンイノベーション推進企業) 経済産業大臣表彰を受賞 西日本旅客鉄道株式会社 西日本旅客鉄道株式会社は、経済産業省特許庁が実施する令和3年度「知財功労賞」において、知的財産権制度活用優良企業(オープンイノベーション推進企業)として経済産業大臣表彰を受賞いたしましたのでお知らせします。 知財功労賞は、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人や、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して経済産業大臣及び特許庁長官が表彰を行うものです。 【受賞ポイント】 ・目指すありたい姿として「JR西日本技術ビジョン」を掲げ、オープンイノベーションの方針を明確に宣言し取組みを推進している。組織として2018年にオープンイノベーション室を設置し、2020年に鉄道本部内にイノベーション本部を発足させ、体制を強化し、イノベーション創出を推進している。 ・中小・ベンチャー企業との協業では、意思決定プロセスの違いなど多くの見えないギャップがあり、当初は多くの困難を経験した。この教訓から、企画段階で協業のゴールイメージの共有を図る仕組みを導入したことにより、オープンイノベーションが加速的に進展している。世界初のフルスクリーンホームドア(ナブテスコ)や車椅子段差解消機構(小松製作所)など、協業先と共にイノベーションを育成・創出し、双方の企業価値の向上に繋げている。 ・「守り」として鉄道の安全・安定な持続的運営に貢献する技術(ホームドア等)を、「攻め」として収益可能性が上がる技術(保守時期を見極める技術、自動運転等)を、意図して戦略的に知財を取得している。またグループ会社におけるCVC活動等との連携を図ることにより、知財の活用及び活用支援の組織体制を充実させている。 当社では、JR西日本技術ビジョンの実現を目指してオープンイノベーションを推進し、社外の皆さまとの共創により新たな価値創出に取り組んで参りました。今回の受賞を契機に、イノベーションマネジメントシステムにより磨きをかけ、変化対応力を獲得し、コロナ禍からの変革と復興を進め、『人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会』の実現に向けた進化・成長を目指して参ります。 参考) 特許庁ホームページ:https://www.jpo.go.jp/news/koho/tizai_koro/2021_tizai_kourou.html JR西日本技術ビジョン:https://www.westjr.co.jp/company/action/technology/vision/ フルスクリーンホームドア:https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/11/page_15282.html 車椅子段差解消機構:https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/02/page_15617.html |
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