ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2021-03-10 21:02:14 |
2021年3月10日
東海旅客鉄道株式会社 駅・車両のバリアフリー化の進捗等について 当社では、国や地元自治体と協力しながら、駅のエレベーター等のバリアフリー設備の整備及び、車椅子スペースや車椅子対応トイレ等を備えた新型車両への取替を、国の掲げる整備目標に基づき計画的に進めています。現行目標の最終年度にあたる今年度末の整備状況と今後の取組みについて、お知らせします。 1.駅・車両のバリアフリー化の進捗(2021年3月末見込) 国の掲げる現行の整備目標に対し、当社の整備状況は、以下のとおりです。 ┌───────────────┬─────┬──────┬──────┐ │ 項目 │ 整備目標 │ 整備対象 │ 整備状況 │ ├─┬─────────────┼─────┼──────┼──────┤ │ │段差解消(エレベーター等)│お客様のご│ │ 108駅 │ │ ├─────────────┼─────┼──────┼──────┤ │ │視覚障害者転落防止設備 │ │ │ │ │ │(内方線付き点状ブロック)│利用が1日│ 109駅 │ 完了 │ │駅├─────────────┤3千人以上│ │ │ │ │視覚障害者誘導用ブロック │の原則全駅│ │ │ │ ├─────────────┤ │──────┼──────┤ │ │障害者対応型トイレ │ │ 104駅 │ 103駅 │ ├─┴─────────────┼─────┼──────┼──────┤ │ 車両(車椅子スペース等) │総車両数の│3,339両│2,863両│ │ │ 約70%│ │ (86%)│ └───────────────┴─────┴──────┴──────┘ 【駅】 ・駅の段差解消及び障害者対応型トイレについては、高架化にあわせて2026年度に整備予定の武豊線半田駅を除き、完了しています。 ・障害者対応型トイレについては、トイレがない駅等を除いています。 【車両】 ・新幹線車両については、全134編成2,144両が基準に適合しています。 ・在来線車両については、2021年度から順次投入する通勤型車両315系、2022年度から順次投入する特急車両HC85系により、引き続きバリアフリー設備の整備を進めていきます。 2.バリアフリー化の今後の取組み 2021年4月からの新たな整備目標に基づき、バリアフリー設備の整備を進めるとともに、以下の取組みを行います。 (1)車椅子スペースを6席設置したN700Sの投入 ・2021年4月中旬以降、順次、車椅子スペースを6席設置した新幹線N700S車両を投入します。 ・当該車両で運転する列車について、その計画が決定する当日朝にJR東海ホームページで公表し、東海道新幹線の駅でご予約いただけるよう、準備を進めます。具体的な運転開始日等は、決まり次第、お知らせします。 (2)既設の車椅子対応座席におけるWEB予約の試行 ・車椅子対応座席のご予約方法について、従来のお電話等による予約に加え、EXサービスを通じたWEB予約の試行を実施します。 対象列車:東海道・山陽新幹線「のぞみ」 対象座席:11号車13番A席B席 開始時期:2021年5月20日乗車分より (2021年4月20日予約開始) (3)駅ホームにおける更なる安全性向上 ・新大阪駅及び金山駅・刈谷駅にホーム可動柵を整備するとともに、在来線名古屋駅におけるホーム可動柵の設置検討を進めていきます。 ・内方線付き点状ブロックの整備については、対象をご利用1千人〜3千人/日の駅まで拡大し、設置を進めています。 |
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