ほりうち(ccbu8181) 2015-07-02 16:04:36 |
2015年7月1日
株式会社阪急阪神エクスプレス 阪急電鉄株式会社 阪神電気鉄道株式会社 阪急阪神ホールディングス株式会社 阪急阪神ホールディングスグループ シンガポール共和国における倉庫の建設について 〜当グループ最大の物流倉庫で、アセアン地域での事業拡大を進めます〜 阪急阪神ホールディングスグループでは、阪急電鉄及び阪神電気鉄道が共同で設立した現地法人「阪急阪神プロパティーズ シンガポール」により、シンガポール西部地区で新たに物流倉庫を建設します。本年6月にシンガポール政府から土地使用の許可を得ることができ、本年秋の着工、2017年春頃からの運営開始を予定しています。 今回のプロジェクトは、国際物流ネットワークのハブとして高い優位性を持つシンガポールにおいて、当グループ最大規模となる物流倉庫を建設・保有、同国内外で物流業務を担う現地法人「阪急阪神エクスプレス シンガポール」が主要テナントとして入居し、顧客ニーズに応じた高機能かつ高品質のロジスティクスサービスを提供します。 国際輸送事業では、本倉庫をアセアン地域におけるハブと位置づけるとともに、チャンギ国際空港に隣接する既存倉庫(賃借物件)とあわせて、国際輸送事業におけるロジスティクスビジネスの規模と業容を飛躍的に拡充し、加速度的に増加が見込まれるアセアン域内物流需要に対応します。 また、不動産事業では、本倉庫が現在インドネシアで建設中の物流倉庫に続き、アセアン地域で当グループが保有する2件目の物流倉庫となります。これらのプロジェクトを通して情報収集・事業機会探索とノウハウ蓄積を進め、海外展開のさらなる推進を目指していきます。 当グループでは、将来にわたって持続的な成長を実現していくため、中期経営計画における事業戦略の一つに「中長期的な成長に向けた新たなマーケット(海外等)の開拓」を掲げており、今回の取組みは、その戦略に沿ったものです。 今回のプロジェクトの概要は次のとおりです。 1.施設概要 所在地 JALAN BUROH(ジャランブロー) 敷地面積 約19,200u 延床面積 約48,000u(RC造9階建て) 着工 2015年秋 竣工予定 2017年春 建設費 約65百万シンガポールドル (位置図)※添付画像参照 当該地は、市内や既存の港湾地区からのアクセスに優れ、マレーシア第二連絡橋も至近です。また、シンガポール政府が2027年を目途に整備を進めるトゥアス(Tuas)新港にも近く、周辺エリアの中でも物流拠点として高い競争力を有しています。 本倉庫は、高い生産性を実現すべく、上層階にVNA ラックシステム(Very Narrow Aisle Racking System)※の導入を予定しているほか、低層階には空調フロアを設置し、冷蔵設備の導入も可能な設計とすることで、電子部品、医療・ヘルスケア機器、医薬品、リテール系商品(最終消費財)、e コマース商品などを中心に、多様なお客様のより高度な物流ニーズに対応できる仕様としています。また、医療機器物流管理基準GDPMDS(Good Distribution Practice for Medical Devices)をはじめ、各種品質システムを通じて一貫した高品質物流をご提供します。 ※通常のラックシステムより狭い通路とすることで、収納力と作業効率がアップします。 2.会社概要 不動産保有会社(HHPS) 名称 HANKYU HANSHIN PROPERTIES SINGAPORE PTE. LTD. (阪急阪神プロパティーズ シンガポール) 本社 シンガポール・市内 事業内容 庫業・不動産賃貸事業 出資比率 阪急電鉄50%、阪神電気鉄道50% 設立 2015年2月 物流事業運営会社(HHE SIN) 名称 HANKYU HANSHIN EXPRESS (SINGAPORE) PTE. LTD. (阪急阪神エクスプレス シンガポール) 代表者 太田孝博 本社 シンガポール・チャンギ国際空港内 事業内容 航空貨物運送事業、海運貨物運送事業、通関業、倉庫業など 出資比率 阪急阪神エクスプレス 100% 設立 1990年1月 【ご参考】事業スキーム図(※添付画像参照) 以 上 |
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