ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-12-20 23:49:11 |
空港コンセッション検証会議とりまとめ(概要)
■目的の再整理 ○空港コンセッション検証会議では、運営権対価の収受や維持管理コストの削減など財政健全化の重要性を尊重しつつ、空港が持つ役割に鑑み、以下の2つを大きな柱と再整理。 ・航空需要・旅客・内外の交流人口の拡大等を通じた空港・地域の活性化、ひいては日本全体の活性化の実現 ・航空系事業と非航空系事業の一体的経営、着陸料等設定の機動性や柔軟性の確保、民間のノウハウの活用等による空港経営の効率化を図りつつ、航空運送事業者や空港利用者の利便の向上の実現 ○なお、空港コンセッションを進めるに当たっては、災害時等における対応も含めた空港の安全・安心が確保されることが前提。 ■仕組みの検証 MS(マーケットサウンディング) 制度設計に反映させるため、国から基本スキーム(案)及びインフォメーションパッケージ(IP)を提示して民間事業者の意見を募集。 ○基本スキーム(案)作成の段階で事業者の意見聴取。 事業期間も、丁寧に意見聴取。 ○説明会を実施。 ○反映結果をフィードバック。 実施方針・募集要項等 公募に関する事項等を定めた実施方針・募集要項や選定基準等を公表し、公募を実施。 ○選定基準の説明も実施。 ○投資額の多寡自体は評価の対象としない。 ○オプション期間の評価の取扱を明示。 ○安全・保安は、要求水準+提案項目。 審査 運営権者の選定に当たって、有識者等からなる審査委員会を設けて提案の評価を実施。 ○公平性確保等の観点に鑑み、専門性を有した審査委員の追加も案件の特性を踏まえて検討。 ○原則地方行政を代表する審査委員を1名とし、地元経済界を代表する審査委員については、案件の特性を踏まえて検討。 ○議事について早期公表。点数との整合性や分かりやすさに配慮。 ○一次審査を簡素化。 ○二次審査後に希望に応じて一次審査のフィードバックを実施。 競争的対話等 必要となる情報を二回に分けて開示し、質疑応答を実施。また、二次審査前に約半年間、関係者との意見交換や現場確認を実施。 ○質問数や開示資料、競争的対話等は、応募者の負担軽減に取り組む。追加の開示等についても検討。 ○審査委員は、競争的対話等に参加しないことが望ましい。 その他 ○地域との連携は、要求水準で法定協議会の参加など最低限を定め、具体的な方法は、選定後に調整。提案も評価できるようにする。 ○駐車場事業は事業譲渡とする。 ○必要に応じて資料を英訳。 ○複数案件の重複に留意。 ○地方管理空港についてもフォロー。 ※今回は、国管理空港コンセッションを対象に提言を行ったが、地方管理空港コンセッションにおいても本とりまとめの提言を参照されたい。 *伊藤注: 別紙2 とりまとめ報告書(PDF形式)PDF形式 http://www.mlit.go.jp/common/001265425.pdf は、省略します。 |
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