ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-12-08 00:34:05 |
プレスリリース 大井川鐵道株式会社
URL: oigawa-railway.co.jp Facebook: www.facebook.com/oigawa.railway Twitter: @daitetsuSL 2018年12月 6日 平成に間に合います 2019(平成31)年3月9日(土)大井川鐵道井川線全線開通へ 大井川鐵道井川線(愛称南アルプスあぷとライン)千頭 <静岡県川根本町千頭> 〜井川 <静岡市葵区井川25.5キロ> は2018(平成30)年5月8日、閑蔵駅(静岡市葵区井川)〜井川駅(同)で発生した土砂崩れのため閑蔵〜井川間が不通、千頭〜閑蔵間の折り返し運転としておりましたが、復旧工事完了のめどがつき、来る2019(平成31)年3月9日(土)の初列車より千頭〜井川間で平常運転を再開する運びとなりました。過去、井川線が不通になると復旧まで数年単位かかることが多かったのですが、今回は305日の不通期間で終結。平成時代に間に合い、大井川鐵道全体が本来の姿を取り戻します。詳細は以下のとおりです。 土砂崩れの経緯 2018(平成30)年5月8日、閑蔵〜井川間(千頭起点23.7キロ地点)で土砂崩れが起きているとの連絡があった。土砂崩れの規模は約500立方メートル、長さ40メートルに渡り線路をふさいでいた。これにより井川線は閑蔵〜井川間で運転を見合わせ、千頭〜閑蔵間の折り返し運転を行っています 運転区間の相違 ┌─────┬────────────┬────────────┐ │ │2019(平成31)年3月8日まで│2019(平成31)年3月9日以後│ ├─────┼────────────┼────────────┤ │運転区間 │ 千頭〜閑蔵 │ 千頭〜井川 │ │距離・駅数│ 20.5キロ、13駅 │ 25.5キロ、14駅 │ └─────┴────────────┴────────────┘ 開通区間の見どころ ・車 窓 閑蔵〜井川は大井川鐵道で一番長い駅間(5キロ)。井川に向かって進行方向右側の眼下は大井川のV字谷となっており「東海の黒部」という人もいます ・井川駅 静岡県の普通鉄道で標高の一番高い駅(686m)です 現在の運転区間にも見どころがたくさん ・アプト式鉄道 日本の普通鉄道の中で最急勾配区間(90/1000)となるアプトいちしろ〜長島ダム(1.5キロ)に採用された日本唯一の運転方式。2本のレールの間にあるラックレール(歯型レール)とアプト式電気機関車に装備されたラックホイール(歯車)とをかみ合わせながら急勾配を安全確実に運転します ・奥大井湖上駅 接岨湖(長島ダム湖)に突き出した半島状の場所にある駅。俯瞰すると駅が接岨湖にぽっかり浮かんでいるように見えます。近年は恋人たちの聖地としても注目が高まりつつあります ・関の沢橋梁 尾盛〜閑蔵間、関の沢川にかかる橋梁。長さは114mですが、河床からの高さが70.8mで鉄道橋としては日本一。左右の車窓をゆっくりご覧いただけるよう井川行は徐行運転します SLフェスタin千頭 2019(平成31)年3月9日(土)、10日(日)は千頭駅を主会場に「SLフェスタin千頭」を開催します。大井川鐵道をより身近に感じていただくことのできる各種イベントを計画中です。ご期待ください。 |
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