NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.4085 【大井川鐵道】新金谷駅の駅舎が国の「登録有形文化財」に!!
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-11-14 06:41:15
プレスリリース                    大井川鐵道株式会社
   
URL: oigawa-railway.co.jp Facebook: www.facebook.com/oigawa.railway Twitter: @daitetsuSL
                         2018年11月13日


   大井川鐵道新金谷駅の駅舎が国の「登録有形文化財」に!!


大井川鐵道(本社:静岡県島田市、代表取締役鈴木肇)の拠点駅であり、本社機能を有する新金谷(しんかなや)駅舎が2018(平成30)年11月2日、文化財保護法第57条第1項の規定に基づき、有形文化財として文化財登録原簿に登録され、告示が同日付の官報に掲載されましたのでお知らせ致します。
詳細は以下のとおりです。

文化財登録された「新金谷駅」について
所 在 地 静岡県島田市金谷東二丁目1112-2
建 築 年 1926(大正15)年〜1927(昭和2)年
登 録 日 2018(平成30)年11月2日
構造、面積 木造2階建て 建築面積308.05u
      スレート瓦葺 外壁南京下見板張にペンキ塗り(ピンク)
      軒下部分は漆喰塗り 窓は木製上げ下げ窓ペンキ塗り(青)
      戦前に建築された地方鉄道の様相を伝える洋風建築
使用方法  (1階)待合室、出札室、駅務室、乗務員室
      (2階)事務室、役員室、会議室、応接室 
現在に至るまで
●1991(平成3)年トイレ増築と屋外階段の新造が行われました
●2004(平成16)年列車乗務員詰所変更により内装の変更をしました
●2012(平成24)年待合室の喫茶店が開店しました
以上の改修が行われましたが、外観は建築当時の面影を十分に残しています

運行列車
 電車の発着に加え、SL列車、2014(平成26)年からは「きかんしゃトーマス号」の運転を行い、お年寄りからお子様まで多くのお客様の玄関口となっています

登録有形文化財(建造物)とは
原則として、建設後50年を経過した歴史的建造物のうち、@国土の歴史的景観に寄与しているA造形の規範となっているB再現することが容易ではないという登録基準によって国が登録する建造物。国の文化審議会から文部科学大臣への答申後、文化財登録原簿へ登録され、官報に告示される。

鉄道産業文化遺産の保存と伝承
大井川鐵道は40年以上に亘り、蒸気機関車(SL)を運転しながら未来へ残していく「SL動態保存運転」を行う企業です。新金谷駅の他にも、当社が保有する車両・駅舎などの鉄道構造物には、未来へ「鉄道の歴史や文化」を伝えるものが多数存在。これからも当社は鉄道文化の保存と伝承に寄与してまいります。
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