NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.3879 【JR西】11/11未明 東淀川駅橋上化で開かずの踏切を廃止
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-09-20 07:33:05
News Release                    JR西日本

                          2017年9月19日
                         西日本旅客鉄道株式会社
                        http://www.westjr.co.jp/


          〜2018年11月11日未明に決定〜
  東淀川駅を橋上化し、駅付近の「開かずの踏切」を廃止します



 JR西日本は、「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2022」のとおり、踏切障害事故の削減に向けた取り組みを進めております。
 2016年5月11日にご案内しましたが、現在、JR京都線東淀川駅の前後に位置し、最大遮断時間が当社管内で最も長かった南宮原踏切、北宮原踏切の廃止に向けた工事を進めております。
 そしてこのたび、2018年11月11日未明に踏切を廃止することになりましたのでお知らせします。これにあわせて東淀川の橋上駅も使用開始します。
 これからも安全・快適でより利用していただきやすい鉄道を目指していきます。

1.事業計画
○踏切廃止・自由通路新設
(大阪市との共同事業)
・踏切の代替となる自由通路※(階段、スロープ、エレベーター、上りエスカレーター)を整備
 ※地上7m、幅員6m、長さ60m
・自由通路の使用開始に合わせて踏切・駅構内地下通路の廃止
○駅橋上化(当社事業)
・既存の駅構内こ線橋を活用し、自由通路に接続する橋上駅舎を整備

2.効果
○踏切廃止により、重大事故を未然に防止
○自由通路新設により、踏切の遮断待ちをすることなくバリアフリーに東西方向を通行
○駅橋上化により、駅西側からもバリアフリー対応、快適で利用しやすい駅に

<参考:東淀川駅周辺の現状・課題>
○北宮原・南宮原踏切

踏切名     踏切遮断時間(2014年調査による)        踏切横断長
北宮原第1踏切 最大56分/時(当社管内2番目の長さ)、10.9時間/日 21.4m
北宮原第2踏切 最大40分/時、9.3時間/日              24.8m
南宮原踏切   最大57分/時(当社管内最長)、16.3時間/日     46.8m
               ※「開かずの踏切」:ピーク時40分/時以上遮断
○駅周辺
・線路の東西を行き来する踏切以外の経路(駅地下道、歩道橋)はバリアフリー対応ではないため、交通弱者は踏切を横断せざるを得ない
○東淀川駅
・経年78年のため老朽化、通路幅員が狭い
・西口駅舎からはバリアフリー未対応
撮影日:
撮影場所:
キャプション:
画像サイズ: 521×524(61%表示)