NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.3855 【JR西】「旧津山扇形機関車庫と転車台」を鉄道記念物に格上げ指定
ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2018-09-13 23:25:08
News Release                    JR西日本

                          2017年9月13日
                         西日本旅客鉄道株式会社
                        http://www.westjr.co.jp/


   「旧津山扇形機関車庫と転車台」を鉄道記念物に格上げ指定
        記念式典を10月6日(土)に開催



 JR西日本では、日本国有鉄道(国鉄)が取り組んでいた鉄道文化遺産の保存活動を引き継ぎ、当社管内にある貴重な鉄道文化遺産の散逸を防ぎ、良好な状態で保存・管理する取り組みを行っています。
 当社では、管内の鉄道文化遺産の価値を評価したうえで「鉄道記念物」、「準鉄道記念物」、「登録鉄道文化財」に区分し、保存・管理を行っています。
 今回、登録鉄道文化財である「旧津山扇形機関車庫と転車台」を鉄道記念物に格上げ指定いたします。

1.鉄道記念物指定事物
 「旧津山扇形機関車庫と転車台」(現「津山まなびの鉄道館」)(所在地:岡山県津山市大谷)

2.選定理由
 姫新線の全通にともなって1936(昭和11)年に設置された扇形機関車庫は、蒸気機関車全盛期において、山陰と山陽を繋ぐ要衝である津山駅に設置され、日本の旅客及び貨物輸送を支えました。

3.指定日
 2018年10月14日(日)(鉄道の日)

4.記念式典の開催
 2018年10月6日(土)に津山まなびの鉄道館にて記念式典を開催します。
 詳細については、別途ご案内いたします。



参考
       鉄道文化遺産に関わる制度について

 国鉄時代の1958(昭和33)年から「鉄道記念物」の指定、1963(昭和38)年から「準鉄道記念物」の指定を開始しました。将来、「鉄道記念物」、「準鉄道記念物」の候補となる鉄道文化遺産について、その散逸を防ぎ、良好な状態で保存管理していくことを目的に、2008(平成20)年に「登録鉄道文化財」制度を制定し、指定を行っています。

鉄道記念物 9件
(趣旨)歴史的文化価値の高いものや、鉄道の歴史を理解するうえで不可欠なもの
(主な遺産)0系新幹線車両

準鉄道記念物 13件
(趣旨)地域的にみて歴史的文化価値が高く、鉄道記念物に準ずるもの
(主な遺産)梅小路の蒸気機関車群と関連施設

登録鉄道文化財 113件
(趣旨)将来、鉄道記念物、準鉄道記念物として指定される可能性を有するもの
(主な遺産)500系新幹線電車521-1番
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