NEWS RELEASE:JR&私鉄    4
No.179 (Re:175) [参考]東海道新幹線の脱線・逸脱防止対策 脱線防止ガードの敷設計画
ほりうち(ccbu8181) 2015-08-27 19:03:03
[参考]
○東海道新幹線の脱線・逸脱防止対策
<対象箇所>
・東海地震の際、強く長い地震動が想定される地区の全区間
・その他の地区の高速で通過する分岐器・トンネル・三主桁の手前の区間

<概要>
 対策 :脱線防止ガード
 概要 :脱線防止ガードをレールの内側に並行して敷設し、地震時の脱線そのものを極力防止
 工事費:900億円

 対策 :逸脱防止ストッパ
 概要 :逸脱防止ストッパを車両の台車中央部に設置し、万一脱線した場合に、車両が線路から大きく逸脱するのを極力防止
 工事費:20億円

 対策 :土木構造物の対策
 概要 :脱線防止ガードを有効に機能させるため、地震時に土木構造物に生じる大きな変位を抑制
 工事費:420億円

   計1,340億円


○脱線防止ガードの敷設計画(色塗りが今回の技術開発)
平成21年10月〜平成25年3月
 主な対象箇所(本線):高速で通過する分岐器の手前
 軌道延長(※)(全1036km中):140km
 工事費:220億円

平成24年12月〜平成32年3月
 主な対象箇所(本線):東海地震の際、強く長い地震動が想定される地区の全区間
            その他の地区の高速で通過するトンネルの手前や三主桁の手前
 軌道延長(※)(全1036km中):428.5km
 工事費:550億円

平成27年9月〜平成32年3月
 主な対象箇所(本線):無道床橋りょう、伸縮継目(今回の技術開発)
 軌道延長(※)(全1036km中):27.5km
 工事費:130億円

  計900億円

※ 東海道新幹線の東京〜新大阪間は概ね518q。施工は上り線、下り線それぞれで必要なため、その合計距離。

撮影日:
撮影場所:
キャプション: 対象箇所
画像サイズ: 700×105(46%表示)
撮影日:
撮影場所:
キャプション: 逸脱防止ストッパ
画像サイズ: 670×211(48%表示)