ほりうち(ccbu8181) 2016-04-28 22:47:51 |
TOBU NEWS
2016年4月28日 2016年度の鉄道事業設備投資計画 設備投資計画は総額 357億円 〜快適な新型車両の導入を進めます〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2016年度に鉄道事業において総額357億円の設備投資を行い、より快適・便利で、さらに安全な鉄道であるとともに、沿線地域の活力創出を目指します。 1.より快適な鉄道を目指して (東京メトロ日比谷線直通車両70000系の導入) 日比谷線直通車両については、2019年度までに現行車両の順次置き換えを計画しており、2017年度の営業運転開始に向けて、70000系車両3編成21両を導入します。この車両は、各ドア上部に17インチLCDモニタ3画面を設置し、きめ細やかなご案内を提供するほか、全車両にフリースペースを設置し、車端部の座席をすべて優先席とするなど、様々なお客さまに配慮した仕様としております。また、車内照明をLEDとし、モータの回転部分を永久磁石にすることで、使用電力量を削減し、省エネルギー化にも努めます。 【日比谷線直通車両70000系について】 ○導入時期:2017年度(2019年度までに順次導入) ○車両の特徴 ・座り心地を向上させるため、1人あたりの座席幅を広げ、クッション性を改良します。 ・車内空間を快適にするため、冷房能力の高い冷房装置を導入します。 ・混雑時に手荷物などが着座されているお客さまに接触しないよう座席横の仕切りを大型化します。 ・開放的な車内空間とするため、連結面や座席横の仕切り、荷棚に透明な強化ガラスを採用します。 ・モータの回転部分を永久磁石にすることで、現行の20050型車両と比較して、約25%の駆動系使用電力量を削減します。 (新型特急車両500系の導入) 2017年春に、新型特急車両500系8編成24両を導入します。この車両は、1編成3両固定の併結・分割を可能とした仕様としており、当社路線はもとより、野岩鉄道・会津鉄道に乗り入れを行うなど、お客さまの目的地に合わせ、シームレスなご利用を可能とします。 【新型特急車両500系について】 ○導入時期:2017年春 ○座席数:161席(3両合計)※シートピッチ1,000o ○車両の特徴 ・車両デザインは、数多くの鉄道や自動車などのデザインを手掛ける奥山清行(おくやま きよゆき)氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」の監修により、エクステリア(外観)は東京スカイツリー(R)に代表される先進的でシンボリックなデザインとしたほか、インテリア(内装)は江戸の伝統色「江戸紫」をモチーフとした色を腰掛けに使用し、天井には鬼怒川や隅田川の流れをイメージした造形をあしらうなど、“沿線の魅力をつむぐ”デザインとしています。 ・車体の左右方向の振動を抑制する装置である、車体動揺防止制御装置(アクティブサスペンション)を全車両に搭載(当社初)し、乗り心地の向上を図ります。 ・無料公衆無線LANサービスやPC電源を整備するほか、AED・医療支援器具の据付け、車いすスペース・車いす対応トイレを設置します。 ・モータの回転部分を永久磁石にするほか、車体にアルミを使用し軽量化を図り、前照灯や室内照明にLEDを採用することで使用電力量を削減するなど、環境負荷の低減を図ります。 (通勤用車両のリニューアル) 2016年度は、既存の通勤用車両(10000系)22両のリニューアルを推進します。本リニューアルでは、フリースペースや車内案内表示器の設置などのバリアフリー化に加え、シートや内貼りを全面的に更新するなど、車内快適性の向上を図るほか、車両冷房機の冷媒を地球温暖化への影響が少ない代替フロンに変更するとともに、車内照明を使用電力量の少ないLED照明に変更します。 (駅トイレのリニューアル) より快適に駅をご利用いただけるよう、駅トイレのリニューアルを実施します。2016年度は、東武スカイツリーライン 鐘ヶ淵駅 他7駅について実施します。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2016-04-28 22:50:00 |
2.より便利な鉄道を目指して
(六実〜逆井間複線化工事) 2019年度末の完成を目指し、東武アーバンパークライン 六実〜逆井間約3.9qの複線化工事に着手します。 本工事の完成により、船橋〜柏間が全線複線となり、同区間における列車交換のための待ち合わせ解消等により、所要時間の短縮等、輸送サービスの向上を目指します。 (駅舎の橋上化等) 東武アーバンパークライン 岩槻駅、高柳駅、日光線 幸手駅および東上本線 新河岸駅、男衾駅について、関係自治体のご支援により、駅舎の橋上化等の工事を推進します。 本工事に合わせて、関係自治体にて駅前広場の整備が実施されることとなっており、完成後は、駅施設のバリアフリー化とともに、駅アクセスの向上が図られます。 (無料公衆無線LANサービスの拡大) 訪日外国人観光客の利便性の向上を目的として、訪日外国人観光客向け無料公衆無線LANサービス「TOBU FREE Wi−Fi」を、昨年度に引き続き、122駅へ拡大するほか、車両についても、特急スペーシア・特急りょうもうへ、順次導入を進めます。 (駅施設のバリアフリー化) すべてのお客さまにご利用いただきやすい駅施設を目指して、2011年3月に改正された移動等円滑化の促進に関する基本方針の整備目標に沿って、バリアフリー化工事を推進します。 2016年度は、国、関係自治体のご支援のもと、東上本線 みずほ台駅西口にエレベーターを整備します。 (駅照明のLED化) LED照明は、使用電力量が少なく、省エネルギー効果があることや、光源寿命が長いなど、環境負荷低減に寄与することから、駅照明のLED化を積極的に進めています。2016年度は、東武アーバンパークライン 大宮駅、東上本線 上福岡駅および鶴ヶ島駅の照明をLED化します。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2016-04-28 22:53:12 |
ほりうち(ccbu8181) 2016-04-28 23:22:36 |
先の発言に、画像の添付し忘れがありました。お詫びして訂正致します。
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ほりうち(ccbu8181) 2016-04-28 22:55:40 |
(高架橋および橋梁の耐震補強)
鉄道高架区間の耐震性を高めるべく、昨年度に引き続き、高架橋の耐震補強工事を推進します。また、橋梁についても同様に耐震補強工事を推進してまいります。 (災害への備えの強化) 2015年9月に発生した、関東・東北豪雨を踏まえ、豪雨などの災害に強い鉄道を目指します。2016年度は、豪雨の被害があった箇所の防災対策に加え、より強固になるよう法面の改修工事や、排水設備の新設を行います。 (大宮公園電力貯蔵装置の新設) 東武アーバンパークライン 大宮公園駅構内に、新たに電力貯蔵装置を設置し、車両から発生する回生電力を有効利用することで、電車用電力の安定化を目指します。 (列車無線デジタル化更新工事) 運行管理所と各列車の乗務員との通信手段である列車無線を、現行のアナログ無線からデジタル無線へ更新する工事に着手します。デジタル無線化により、運行管理所と複数の列車との同時通話が可能となるため、迅速な情報収集が図られるほか、文字情報伝達機能により、お客さまに対してより正確な情報提供が可能となります。 (総合訓練線の新設) より質の高い教育・訓練を実施することを目的として、2015年度末に完成した南栗橋の総合教育訓練センターに、駅や乗務員など係員のさらなる技能向上を図るための教育・訓練施設として、総合訓練線を新設(2016年度完成予定)します。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2016-04-28 22:56:47 |
4.沿線地域の活力創出を目指して
(SL復活運転に向けた施設整備) 2017年夏を目途に、日光・鬼怒川地区において蒸気機関車(SL)の復活運転を目指し、各種準備を進めています。 2016年度は、SLや客車をはじめとする車両などを関係各社から貸与・譲渡いただくとともに、SL発着の拠点となる日光線 下今市駅を、かつてSLが走っていた時代を彷彿とさせる昭和レトロ感のある駅舎に改修いたします。また、駅構内にはSLの雄姿を間近で見学できるエリアを整備するなど、下今市駅を中心に地域の観光拠点としての魅力を高め、日光・鬼怒川地区全体の活性化を目指します。その他、SLの各種検査を行う検修庫を南栗橋車両管区に新設します。 以上 |
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