ほりうち(ccbu8181) 2016-04-21 23:21:10 |
TOBU NEWS
2016年4月21日 全国の鉄道会社のご協力をいただき、車両や施設を結集! 蒸気機関車(SL)復活運転の車両・施設計画概要について 〜2017年夏の運行開始を目指します〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2017年の夏目途に日光・鬼怒川地区において蒸気機関車(SL)の復活運転を目指し、各種準備を進めていますが、このたび、車両・施設計画などの概要が決まりましたので、お知らせいたします。 SL復活運転は「SL+車掌車+客車+ディーゼル機関車(DL)」という編成で運行することとし、SLをJR北海道から貸与いただくほか、「車掌車」はJR貨物およびJR西日本から、「客車」はJR四国から、「DL」はJR東日本から、それぞれ譲渡いただくこととなりました。また、SLの方向を転換する「転車台」についてもJR西日本から譲渡いただき、全国各地の鉄道会社からのご協力により、日光・鬼怒川地区の活力創出に努めていきます。 当社においてはSLを受け入れるにあたり、南栗橋車両管区に検修庫を新設するほか、SLの発着の拠点となる下今市駅は、かつてSLが走っていた時代を彷彿とさせる昭和レトロ感のある駅舎に改修します。 また、運転計画については、土休日を中心に年間最大140日程度運行する予定です。 当社のSL復活運転の目的である「鉄道産業文化遺産の復元・保存」「日光・鬼怒川地区の交流人口の増加による地域振興、ひいては栃木・福島エリアの支援活性化の一助」にご賛同いただいた各社にご協力いただきながら、引き続き2017年夏のSL復活運転を目指していきます。 概要は別紙のとおりです。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2016-04-21 23:23:54 |
<別紙>
蒸気機関車(SL)復活運転の計画概要について 1 運転計画概要 (1)運転開始予定時期 2017年 夏目途 (2)運転予定区間 東武鬼怒川線 下今市〜鬼怒川温泉間 12.4km (3)所要時間 約35分/片道 (4)運転日数 土休日を中心に年間最大140日程度(1日3往復程度)を予定 2 車両計画 鉄道産業文化遺産の復元・保存にご賛同いただいた全国の鉄道会社からのご支援・ご協力を得て、かつてSL運転に使われていた時代の車両を貸与・譲渡いただき、運行する予定です。なお、SLの借受および車掌車・客車の譲受は、車両等の産業文化遺産の保存実績のある東武博物館が行い、ディーゼル機関車の譲受は東武鉄道が行います。 SL(写真:JR北海道提供) 車号:C11−207 両数:1両 現所有会社:JR北海道 車掌車(左)JR貨物 ヨ8634、(右)JR西日本 ヨ8709 車号:ヨ8634 両数:1両 現所有会社:JR貨物 車号:ヨ8709 両数:1両 現所有会社:JR西日本 客車 車号:スハフ14−1 スハフ14−5 オハフ15−1 オハ14−1 オロ12−5 オロ12−10 両数:6両 現所有会社:JR四国 DL(写真:JR東日本提供) 車号:DE10−1099 両数:1両 現所有会社:JR東日本 SLの編成予定図 ←進行方向 SL+車掌車+客車1+客車2+客車3+DL ※ 客車の座席定員数は、約200席を予定。 |
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ほりうち(ccbu8181) 2016-04-21 23:26:31 |
3 施設計画
(1)転車台の設置 JR西日本が所有する、かつて国鉄で使用していた長門市駅転車台および三次駅転車台を譲渡いただき、下今市駅に長門市駅転車台、鬼怒川温泉駅に三次駅転車台を設置する予定です。 名称 :長門市駅転車台 現設置場所:山口県 長門市 現所有会社:JR西日本 設置場所 :下今市駅(栃木県日光市) 名称 :三次駅転車台 現設置場所:広島県 三次市 現所有会社:JR西日本 設置場所 :鬼怒川温泉駅(栃木県日光市) (2)南栗橋検修庫の新設 SLの各種検査を行う検修庫を南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)に新設します。 なお、2016年8月頃にJR北海道からSLを受け入れ、以後、当検修庫において整備・検修を行い、同管区内で訓練運転等を実施する予定です。 (3)下今市駅舎改修およびSL見学エリアの整備 SLの発着の拠点となる下今市駅は全面的に改修を行い、かつてSLが走っていた時代を彷彿とさせる昭和レトロ感のある駅舎に生まれ変わります。また、構内にはSLの雄姿を間近で見学できるエリアの整備をするなど、下今市駅を中心に地域の観光拠点としての魅力を高め、日光・鬼怒川地域全体の活性化を目指します。 4 乗務要員の追加養成 検修および乗務要員の養成については、JR北海道、秩父鉄道、大井川鐵道の3社にご協力をいただき教育を進めておりますが、このたび、新たに真岡鐵道に乗務要員養成のご協力をいただけることになり、今後は全4社のご協力をいただいて教育訓練を進めていきます。 5 今後のスケジュール 2016年 6月頃 JR貨物、JR西日本から車掌車を受け入れ 8月頃 JR北海道からSLを受け入れ 9月頃 JR四国から客車を受け入れ 10月頃 JR西日本から転車台を受け入れ 12月頃 JR東日本からDLを受け入れ 2017年 4月頃 東武鬼怒川線にて試運転の開始 夏目途 営業運転開始 以上 |
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ほりうち(ccbu8181) 2016-08-19 21:10:14 |
TOBU NEWS
2016年8月19日 8月19日(金)、JR北海道より借り受けるSLが 当社南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)に到着! 〜2017年夏の運行開始に向けて、SL復活運転プロジェクトが進行中〜 東武鉄道株式会社 東武鉄道(本社:東京都墨田区)では、2017年夏の日光・鬼怒川地区におけるSL復活運転に向けて準備を進めておりますが、2016年8月19日(金)、JR北海道より借り受ける蒸気機関車(SL)を当社南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)に受け入れました。 SLは2016年8月12日(金)にJR北海道苗穂工場(北海道札幌市)を出発し、途中陸路、海路を経て、8月19日(金)に当社南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)に到着しました。今後は、当社線内での運転に向けて、JR北海道で養成いただいた検修員が中心となって、様々な整備・改修等を行っていく予定です。 当社では、「鉄道産業文化遺産の復元・保存」「日光・鬼怒川地区の交流人口の増加による地域振興、ひいては栃木・福島エリアの支援活性化の一助」を目的として、鉄道事業者ならではの施策であるSLの復活運転に向け、引き続きSL検修・乗務要員の養成のほか、車両や施設の整備等を進めていきます。 詳細は下記のとおりです。 1 到着した蒸気機関車(SL) C11形207号機(JR北海道所有) 2 運搬日程・経路 2016年 8月12日(金) 陸路(トレーラー)にてJR北海道苗穂工場(北海道札幌市)出発 8月14日(日) 苫小牧港(北海道苫小牧市)到着 同日 海路(フェリー)にて苫小牧港出発 8月15日(月) 大洗港(茨城県東茨城郡大洗町)到着 8月19日(金) 陸路(トレーラー)にて大洗港出発 同日 当社南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)到着 以上 <参考> 蒸気機関車(SL)復活運転の計画概要について 1 運転計画概要について (1)運転開始予定時期 2017年 夏目途 (2)運転予定区間 東武鬼怒川線 下今市〜鬼怒川温泉間 12.4 k m (3)所要時間 約35分/片道 (4)運転日数 土休日を中心に年間最大140日程度(1日3往復程度)を予定 2 車両について 鉄道産業文化遺産の復元・保存にご賛同いただいた全国の鉄道会社からのご支援・ご協力を得て、かつてSL運転に使われていた時代の車両を貸与・譲渡いただき、運行する予定です。なお、SLの借受および車掌車・客車の譲受は、車両等の産業文化遺産の保存実績のある東武博物館が行い、ディーゼル機関車(DL)の譲受は東武鉄道が行います。 ┌───┬─────────┬──┬───────┐ |名称 |車号 |両数|借受元・譲受元| ├───┼─────────┼──┼───────┤ |SL |C11−207 |1両|JR北海道 | ├───┼─────────┼──┼───────┤ |車掌車|ヨ8634 |1両|JR貨物 | | |ヨ8709 |1両|JR西日本 | ├───┼─────────┼──┼───────┤ | |スハフ14−1 | | | | |スハフ14−5 | | | |客車 |オハフ15−1 |6両|JR四国 | | |オハ14−1 | | | | |オロ12−5 | | | | |オロ12−10 | | | ├───┼─────────┼──┼───────┤ |DL |DE10−1099|1両|JR東日本 | └───┴─────────┴──┴───────┘ SLの編成予定図 ←進行方向 [SL]+[車掌車]+[客車1]+[客車2]+[客車3]+[DL] ※客車の座席定員数は、約200席を予定。 3 施設について (1)転車台 JR西日本が所有していた下記転車台を譲渡いただき、設置に向けた整備を行っています。 ┌───────┬──────┬─────┬─────────────┐ |名称 |旧設置場所 |譲受元 |設置場所 | ├───────┼──────┼─────┼─────────────┤ |長門市駅転車台|山口県長門市| |下今市駅(栃木県日光市) | ├───────┼──────┤JR西日本├─────────────┤ |三次駅転車台 |広島県三次市| |鬼怒川温泉駅)栃木県日光市)| └───────┴──────┴─────┴─────────────┘ (2)南栗橋検修庫の新設 SLの各種検査を行う検修庫を南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)に新設しました。 (3)下今市駅舎改修およびSL見学エリアの整備 SLの発着の拠点となる下今市駅は全面的に改修を行い、かつてSLが走っていた時代を彷彿とさせる昭和レトロ感のある駅舎に生まれ変わります。また、構内にはSLの雄姿を間近で見学できるエリアを整備する予定です。 4 検修および乗務要員養成について 検修および乗務要員の養成については、JR北海道、秩父鉄道、大井川鐵道、真岡鐵道に協力をいただき、教育・習熟訓練を進めています。 5 今後のスケジュール 2016年 9月頃 JR四国から客車を受け入れ 12月頃 JR東日本からDLを受け入れ 2017年 4月頃 東武鬼怒川線にて試運転の開始 夏目途 営業運転開始 以上 |
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