ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-08-04 23:13:53 |
プレスリリース 大井川鐵道株式会社
URL: oigawa-railway.co.jp Facebook: www.facebook.com/oigawa.railway Twitter: @daitetsuSL 2022年8月 4日 2025年3月10日 大井川鐵道は創立100周年チャレンジの歴史はこれからも 〜創立100周年チャレンジプロシェクト始動〜 大井川鐵道株式会社(静岡県島田市)は1925(大正14)年3月10日に産声をあげ間もなく創立100周年をむかえます。これもご利用していただくみなさまがあったからこそ迎えることのできるものです。あらためて数多くのお客様に感謝の気持ちを表します。ありがとうございます。 創立100周年という節目の日を迎えるにあたっては「創立以来ずっと守り続けてきたこと」があり、かたや「時代時代の変化に応じて姿を変え続けてきたこと」があります。 「創立以来ずっと守り通してきたこと」とは何でしょう?人や荷物、言い換えればお客様を安全確実に目的地まで輸送すること。これが大井川鐵道という企業が現在まで存続する上で欠かしてはならないこと。つまり公共交通機関としての使命なのです。 かたや「時代時代の変化に応じて姿を変え続けてきたこと」とは何でしょうか?大井川鐵道は最初、大井川上流部の木材搬出や大井川水系の水力発電所建設など「貨物輸送」を主な目的として生まれたのですが、本線貨物輸送量の減少(その後廃止)や旅客輸送者数減少に伴い、SL列車を中心とした「観光鉄道」への方向性転換、さらに「観光鉄道」に磨きをかけた「きかんしゃトーマス号」の運転開始など時代時代に合わせ、姿を変え続けてきました。 姿を変え続けてゆく必要性。それは時代時代のお客様から向けられた要求に対して最適な回答を出すことが自らの維持、存続につながっていくからです。 「守り通す」ということと「変化してゆく」という正反対の言葉ですが、二つが車の両輪のようにしっかりとかみ合い、それぞれの時代のお客様に最も適切な答えを提示してきたこと。これが創立以来、現在まで維持、存続できた大きな理由です。 さあ、大井川鐵道はまもなく創立100周年という節目の日を迎えるのにあたり、公共交通機関としてお客様を安全に快適に輸送することを基本としてみなさまからより愛される企業へ、時代時代に合った姿に変わり続けてゆける企業へ、自らをより成長させ、お客様により高い満足度を提供できる企業としてさまざまなことにチャレンジしてまいります。創立100周年チャレンジプロジェクト、詳細は以下のとおりです。 大井川鐵道の歴史をふりかえる 私たちが今までお客様(旅客、貨物を問わず)を安全確実、快適に目的地まで輸送することを基本にその時その時のお客様に最大限の満足を提供してきた歩みをご紹介します。交通事業を基盤としたものから全くの異業種参入まで。数多くのチャレンジの歴史でもあります *伊藤注:年表は、添付画像をご覧下さい。 創立100周年記念ロゴを決定しました 大井川鐵道の象徴であるSLをメインとして創立100周年という節目の日、さらにその先へとSLとともに力強く進んでいこうという未来を感じさせるデザインです。社内公募にて決定しました 2025(令和7)年3月10日大井川鐵道創立100周年〜創立100周年チャレンジプロジェクト始まる 私たちはお客様に最大限の満足を提供することをテーマにさまざまなことにチャレンジしてまいります @新車両の投入 ・南海6000系 継続的に地域のみなさまの足としてご利用いただくために新形式の電車を導入。輸送力や輸送品質の向上をめざします ・きかんしゃトビー号 きかんしゃトーマス号の世界をますます発展させ、深化させてまいります。井川線を営業運転する列車としては初登場のトーマス号のなかまです(8月19日) A蒸気機関車(SL)の動態化 ・C56形135号機 2019(令和元)年ごろから続いている蒸気機関車(SL)の車両不具合による運転見合わせ、電気機関車(EL)代走に終止符をうつため同機の動態化に取り組み、SL列車の運転安定化をはかってまいります B魅力的なコンテンツづくり、新たな顧客開拓(SLだけに頼らない魅力的なコンテンツづくり) ・新たなイベント列車 しかし、蒸気機関車(SL)の車両不具合は私たちに気づきを与えてくれました。電気機関車(EL)牽引による客車列車も昭和の鉄道の象徴的となり得る。さらに私たちには昭和時代、関西・関東の大手事業者で活躍していた電車もあります。場合によっては井川線を組み合わせ、魅力的なコンテンツ作りを研究し、新たな顧客開拓に挑戦してまいります ・公式Youtubeチャンネル 今や既存のメディアよりもYoutubeのような表現方法が自らをより積極的な表現者として位置づけられる時代。「大鉄(だいて)っちゃんねる」で大鉄のリアルな姿をお届けし、新たなファンづくりに励んでまいります C花咲く沿線、人が集う駅舎 ・植樹駅舎美化など 駅は地域の玄関口。駅は人と人とが交わる場所。駅は人が集う場所 美化された駅から地域に入れば地域もより輝いて見え、さらににぎわいの創造も期待できます 四季折々に咲く花々はきっと人々の心を和ませ、再訪したい地域づくりへのきっかけともなるでしょう 沿線のみなさまとの協働事業で魅力ある地域、大井川流域を創り上げていきたいと思います D創立100周年メモリアル事業 ・メモリアル事業 創立100周年記念式典、100周年特設ウェブサイト、100周年記念冊子などみなさまに創立100周年をご紹介してまいります。なお、言うまでもなく創立100年の次は101年、そして102年。101、102といえば大井川鐵道で真っ先にあげられるSL急行「かわね路号」の列車番号です。列車が定時に走ってゆくように先々に繰り広げられる未来のかけらもご紹介できたら思っています ※詳しくは創立100周年特設ページに掲載しますのでご高覧ください https://daitetsu100th.com/ 最後に〜乗ってみて! 大鉄。 2025(令和7)年3月10日、大井川鐵道は創立100周年という節目の日を迎えます。これも地域のみなさま、鉄道ファンのみなさま、観光でお越しのみなさまなど、たくさんの人々に支えられたからこそ迎えることのできる日です。私たちはこれからもチャレンジ精神を忘れず、「乗ってみて! 大鉄。」を合言葉に当社でしかできない、新しく楽しい鉄道を中心とした大井川流域の魅力をご紹介してゆくことに心を砕いてまいります。これからの大井川鐵道にご期待ください。 |
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