ひろやす/伊藤(vnnc8158) 2022-06-09 23:07:46 |
2022年6月9日
東海旅客鉄道株式会社 「JR東海乗務報告アプリ」の導入について 当社では、各列車で発生した事象について、乗務員が乗務報告書を作成し、その後の安全・安定輸送の提供やサービスの向上に活用しています。このたび、在来線で「JR東海乗務報告アプリ」を導入し、ペーパーレスで報告してデータ化することで、各列車で発生した事象の内容、時期、時間帯、発生箇所、乗務員個人等について分類して、活用しやすく整理することとしました。 1.アプリの開発経緯 ・現在、乗務員が手書きで作成している乗務報告書について、在来線乗務員の発案により、専用アプリで簡単に作成・報告できる仕組みを検討し、在来線全体で使用できるよう、オフィス部門の担当者と複数の職場から選出された乗務員とが仕様や機能の検証を重ね、乗務報告アプリの開発を進めてきました。 2.アプリの概要(別紙1・2) ・乗務報告書での報告事象のうち、発生頻度が高い事象で報告内容が定型化できる約7割を業務用スマートフォンの専用アプリで作成します。 ・ペーパーレス化することにより、報告方法の簡略化等による作業負荷の軽減を図るとともに、報告内容をデータベース化することで、時期、時間帯、発生箇所、乗務員個人等の分類毎に把握・分析し、安全性・安定性やサービスの更なる向上について、データの活用が容易になります。 3.データの具体的な活用(別紙2) ・乗務員個人毎に事象経験の有無や頻度を把握し、個人の特性に応じて、経験頻度の少ない事象などを重点的に訓練することで、事象発生時における対応能力の更なる向上を図ります。 ・お客様から車内空調に関するお問合せがあった状況を分析することで、車両形式、時期、時間帯などを把握し、より適切に空調設定を行うことで、より快適な車内空間の提供を目指します。 4.使用開始時期 2022年6月15日(水) |
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